カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日のお話の続きです。
部屋に変な物音がすると言って派手な服装の若い女性が相談に来られました。 部屋に子供の幽霊が居ることを霊視した与乃登は早速あの世へ送り返した。 この女性が男性のトラブルを抱えて現れた。 与乃登「どうされました。」 女性 「あのぉ、彼氏がぁ、浮気しててぇ。それも、幽霊が教えてくれてぇ。」 与乃登「は?幽霊が教えてくれた?」 女性 「うん。彼氏のぉ家にぃ、泊まってたらぁ、髪の毛の長い女が出てきて、女はいっぱい居るし、こいつは最低だから別れろって言うのぉ。」 与乃登「幽霊が?」 女性 「そう。それでぇ、あんまし怖くなかったんでぇ、うるさいって言ったら、すごい怖い顔してこの前お前の誕生日に持っていった花とぬいぐるみは事故現場の供え物だって言うの。こいつに聞いてみろって。」 与乃登「・・・・。」 女性 「そういえば彼氏の住んでいるところの近くで幼稚園児の列に車が突っ込んで何人か死んだ事件があったの。ピンと来たから彼氏たたき起こして聞いたの。そうしたら白状したの。そうだって。女も居るのよ。」 与乃登「なんと痛ましい。するとあなたの部屋にいた小さな子供達はその事故にあった子供かしらね。」 女性 「もぉ、あったま来たんではり倒して別れてきたんだけどぉ、もう、悔しくって。」 与乃登「何が悔しいの?」 女性 「だってぇ、そんなところからぬいぐるみなんか取ってこなくても良いでしょう?ケチさが嫌じゃない?女もいっぱい居るし。」 与乃登「あなたねぇ、そんな男と付き合っているあなたがダメなんじゃないの。浮気だケチだっていう問題じゃあないでしょう。」 女性 「でもぉ、イケメンだったしぃ。やさしかったしぃ。」 与乃登「本当に大切なことが分からないのなら、また同じ事に出くわすわよ。もっと考えてまともな男と付き合いなさい。」 女性 「うん、わかったぁ。そんな事しなくても良いようなお金に困ってない男と付き合うようにする。」 与乃登「・・・・。」 何を納得したのかよく分からんが、女性は帰っていった。 人の気持ちを推し量れない人が増えているとすればそれはそれで怖いことである。 与乃登(よのと)の神霊心療室 http://yonoto.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|