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2006年11月30日
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ママンとパパンが、車で東京にやって来ました!

なんと朝6時起きで、東名をぶっ飛ばして来たんだそうです。

すげえな、老人は。


午後2時頃には、アジトに着いているというので、ワタクシも夕方慌てて帰って来ました。


これはね、「せっかく両親が来たのに放っておけないじゃないか」とか、そういう意味合いではないのです。

いや・・・「放っておけない」と言えば「放っておけない」のですが・・・。


何と言ったらいいのか、つまりですね?

放っておくと、アジトを勝手にいじられて、大変なことになりそうな気がするのですよ。


ママンなんて人は、それでなくとも、信じられないくらいの大荷物で毎回東京入りしているというのに、今回はデッカイ車で荷物も積み放題じゃないですか。


実際、今回出てくる前にワタクシと電話してるときに、奴は、


「アンタのとこじゃ、ロクに化粧とかするスペースがない」


などと言い出しましてね。


「生駒の家に、使ってないドレッサーがあるから、今度持って行くわ」


と、恐ろしいことを平気で言うのです。

モチロン、ブチ切れたワタクシは、


「いらん!!」


と一喝して、何とか諦めさせましたが、笑っちゃうじゃないですか。


「そんなもん、どこに置く気やねん」


と、一応聞いてみますと、


「そんなん、ホラ、あそこでいいやんか・・・」


ママンの言った場所なんてのは、ハッキリ言って、玄関入ってすぐのところなんですもん!

もうね、ガッカリしましたよ。

どんだけセンスないねん。


独身の中年男性が一人で住んでる部屋に遊びに行ったら、玄関にいきなりドレッサー!

ははあ、これはずいぶん残念なことになってるようで、としか言いようがないじゃないですか。


とにかくもう、万事がこんな調子でして、やることなすことセンスがないのです、ママンは。

まったく、こういう人から、どうしてワタクシのような天才芸術家が生まれてきたのでしょう!

やっぱりワタクシは、橋の下で拾われてきたんですね。


先日までアジトにいた時も、やれ「ここにテーブルを置こう」だの「ここにカーテンを吊ろう」だの「本棚をこっちに動かして」だの、ワタクシからすれば、全く理解不能なセンスで家具を配置しようとするのです。

黙って言うことを聞いてると、見る間に部屋がダメになっていくのです。

いっそ見事と言えるくらいの、逆ビフォーアフター。


「あああ・・・ワタクシの芸術が産み出される空間が・・・ワタクシの世界が・・・こんなにダサく・・・」


ワタクシのいない間に、ママンに猛威を振るわれては、たまりません。

ダッシュでアジトに帰りました。

まずは3人で食事に出かけます。


「東京なんて、車で来てもすぐやね! アッと言う間!」


不吉なことに、ママンは上機嫌でした。

モチロン、車ですぐに着いたのは、ママンが後部座席で大口開けて寝ている間に、パパンが黙々と運転をしたからに決まっています。


飯を食いながらデザフェスの搬入などについて、簡単に打ち合わせをしました。

やはり、パパンは搬入搬出のみの参加。

ママンは両日とも午前中だけ会場にいるということになりそうです。


食事から帰ってきて、いよいよアジトに入ってみます。

覚悟を決めて、玄関のドアを開けてみました。

心配したような、いきなりの家具の配置換えなどはありませんでした。

ドレッサーの姿も見えません。


しかし、ワゴンだのカラーボックスだの、なんだかやたらとかさ張るものが新たに置いてありました。

いや、通路をふさいでました。

これ、どうやって奥の部屋に行くの?


「デザフェスで使ったらいいと思って、いろいろ持ってきてあげたで!」


一応見てみましたが、どのひとつを取っても全くのガラクタで、箸にも棒にもかからないものばかり。

どういう風に役立てたらいいのか、説明してもらいたいもんです。



ワタクシは、落ち着いてママンをシカトすると、ガラクタをかき分けつつ奥の部屋に向かい、新しく作りかけていた看板の製作作業をパパンに頼みました。

図画工作と技術家庭が大の苦手だったワタクシと違って、パパンは実に器用なのです。

(やっぱり、ワタクシは橋の下の出身なんじゃないでしょうか?)

こういう工作関係は、任せておけば心配ありませんので、わざわざパパン用に用意しておいた仕事でした。


放っておかれたママンは、「最近凝っている」という「工作」を始めました。

確かに、凝ってます。

この前は1日かかって、何かを作り上げたようでしたが、「それが何だったのか」は、ついにワタクシには解りませんでした。

その作品には、どうも致命的な欠陥があって、ママンにとっても完成予想図とは違う出来だったらしく、さすがのママンが多くを語らないという珍しい結末を迎えていたのです。


そして、今日。

残念ながら、悲劇は繰り返されました。


ママンは、一体「何」を作ろうとしていたのでしょう。

ワタクシには、またも謎のまま、ママンの工作は終了したのでした。


このために百円均一で仕入れてきたという材料が、ただただゴミになったという、実に悲しい事態が生じたわけですが、ワタクシは幸せでした。


パパンに任せた看板が、実にすばらしい出来で仕上がったからです。


いやぁ、よかったよかった。

この調子でデザフェス、頑張るぞー!!


後は、一刻も早くママンが工作に飽きてくれることを祈るのみです。






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最終更新日  2006年11月30日 23時25分00秒
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