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昼食後は、お土産物色タイム。
パイナップルグッズを始め、いろんなお土産がいっぱいです。 ドール社のロゴがドーンとプリントされたTシャツは魅力でしたが、必死にこらえました。 早くも、お友達などへのお土産の調達でしょうか、ママンやりんりんは、いつまでも見て回っていました。 女性の買い物が長引くのは世の常、ひまつぶしに絵本のコーナーに行ってみたんですが、そこで見つけた「Island-Style Alphabet」という絵本が妙におもしろかったのです。 これは要するに「AはAppleの"A"!」みたいな、どこの国にもある絵本のハワイ版なのですが、「A」はサワガニみたいな奴のハワイ語の名前で、これはまぁ普通に読んだのです。 ところが、「B」がイキナリ「Bon Dance のB」と書かれていました。 「盆踊り」のことですよ! 2個目の項目で、早くも日本文化が登場しているわけで、これには面食らいましたが、続く「C」は「Chinese Lion」。 中華街の旧正月のお祭りで踊るライオン、つまり中国版の獅子舞みたいなものですね、それのことです。 これでもう、完全にやられました。 ハワイは世界からの移民が多いところでして、そういう土地の文化というのは、ごく自然に世界の文化のミクスチュアになるというのは解るのですが、ここまでとは! 中国の旧正月や日本の盆踊りが、すでにハワイの行事として定着していることが伺えるわけです。 この後のページでは、いろんな国の民族衣装を着た子供達が仲良くしている絵もありました。 ちなみに「S」は「SumotoriのS」。 SumotoriがSushiやShaved Ice(ハワイ名物のカキ氷)を手にSurfin'している絵に爆笑! (上記リンクページに、その絵がありますので、ぜひ見てみてくださいね!) とてもおもしろかったし、ハワイ文化の資料にもなりますので、買おうかと思ったのですが、とりあえず今じゃなくてもいいかと保留。 さて、そろそろ帰ろうということで全員集合しているのですが、例によってママンだけいません。 呼びに行くと、大量の土産物をレジに持ち込んでいました。 支払いは全部で81$。 ナ「1万円ほども、何買うたんさ!?」 マ「え! そんなになる?」 これ以上買わせないように建物から引きずり出します。 すると、本日はここで来ました、大スコール! これから帰るって時に、何て見事なタイミングのよさでしょう。 まぁ、パイナップルエクスプレスに乗った後だったのは、不幸中の幸いですけども。 しかも、長距離運行のため、本数も少ない52番のThe Busが目の前で行ってしまいました。 ガッカリしてしばらく雨宿りしますが、いつまでここにいてもバスには乗れません。 小降りになったタイミングでバス停へと移動しました。 ところが、最後尾のママンだけがお土産売り場に戻っていくではありませんか! ナ「ママンはどこに行くねん?」 雨の中で怒鳴ります。 り「知ら~ん! なんか『こんなに高いハズない』て言うてたよ~!」 りんりんも怒鳴り返してきました。 さては文句を言いに行ったか! もう支払いも済んでいるのに、お金なんか返ってくるはずもありません。 だいたい、英語なんてひとっつもできない癖に! しかし、これでは後の全員がバス停にいても52番に乗ることはできません。 最悪、貴重な52番をもう一度見送ることになってしまうかもしれないのです。 全員イライラしながらママンを待ちます。 り「来た~!」 ようやく、あのバカな赤いレインコート姿のママンが見えました。 しかし、その時 た「来た!」 ああ! なんと52番も来たではありませんか! 穴馬の馬券を買った人々みたいに全員一斉にママンに叫びます。 「早く!」「いいから走れ!」「急いで!」 しかし、その怒号の中を、ママンはゆうゆうとマイペースで歩いて来やがりまして、ワタクシは気が狂いそうな気分でした。 結局なんとか52番には間に合いましたが、だからってママンには、 マ「ね。バスだって待ってくれるのよ」 なんてほざく権利はないと思います。 ワタクシは必死に自分を抑えて、 ナ「で? ナンボか戻してくれたんかい!?」 と精一杯のイヤミを言いましたが、ママンはへっちゃらで、 マ「うん。1$計算が間違ってたみたいやったよ。1$だけもらった」 たった1ドルのために! みなさん、それでもワタクシはママンを殴ったりしませんでしたよ! 存分にワタクシを褒めちぎっていただいてかまいませんよ、ホント・・・。 帰りのバスでは、途中で乗ってきたおじいさんに 「日本人ですか?」 と話しかけられました。 ナゴヤ堂を着ていますと、他の日本人の方からよく話しかけられます。 おじいさんは日系3世とのこと。 「日本いました。電電公社の仕事。始めは佐世保で、岩国、呉、横須賀・・・」 スカジャンの背中の日本地図には、軍事施設のある街の名前が書いてあることが多いのですが、この方が挙げたのも見事にそんなスカジャン地名ばかり。 要するに、そういう地名は、アメリカ人に有名だということでしょう。 電電公社というのも、ずいぶん昔の話で、根拠はないけどなんだかアヤシイ。 こりゃあ、どうも、話半分に聞いておいた方がよさそうです。 ナ「ドール・プランテーションを見て来たんです」 じ「それは、よかった。あそこは来年閉鎖することが決まりました」 ホンマかいな・・・? (一応、言っておきますが、ワタクシはおじいさんの発言に責任をとりませんので!) おじいさんは途中で降りて行かれまして、バスは終点のアラモアナ・ショッピングセンターへ。 ママンやりんりんはショッピングをするということで、ここで解散。 一人でバス道を歩いて戻って、カメハメハ大王像の前を通過、ダウンタウンやチャイナタウンを見て回りました。 ダウンタウンは結構な都会で、あまりハワイっぽくない感じでした。 チャイナタウンは閉まっているお店が多くて、雰囲気だけ味わう程度。 帰り道は海辺の方に出てみようと思いまして、ヨットハーバーなんぞを見ながら海沿いをしばらく歩いていると、アロハタワー・マーケットプレイスに出ました。 ![]() ホノルル港のそばに建つアロハタワーは、船旅が盛んだった時代には、ハワイの表玄関として親しまれたランドマークだったそうです。 船旅が衰退してからは観光客も減ったのですが、近年ショッピングモールとして生まれ変わり、再び注目を集めるスポットになったのだとか。 ここでは、ちょっといいお店を見つけまして、後日また来ることにしました。 また海沿いをひたすら歩いて、昨日も来たワードセンターズへ。 エンタテインメントセンターに向かいます。 ちゃんとゲームセンターがどこにあるのか、調べてきたのです! かなりでっかい「デイヴ&バスターズ」というレストランがゲームセンターを兼ねているそうなのですが、入り口に受付のお兄さんが立ってまして、ちょっとビビります。 ワタクシのシャツは、正装のアロハとは認められないそうですからね・・・。 携帯電話で話すフリをしたりしながら様子を伺いますと、みんなドンドン中に入っていくようでしたので、すかさずくっついて入店してしまいます。 今にも「おい、お前! ちょっと待て!」とか言われないかと、内心ドキドキです。 入ったフロアはレストランのようでしたので、エスカレーターで上の階に上がってみますと、そこがゲームセンターでした。 かなり広いです。 例によって、レバー&ボタンスタイルのゲーム機は少ないですが、昔懐かしい「ギャラガ」と「パックマン」の海外版「ミズ・パックマン」が2in1になったものなどがありました。 ここでは専用のカードを買って、それをゲーム機に通してプレイする方式みたいですが、おもしろいのは、そのカードでレストランの支払いもできること。 食事+ゲーム何回か、というセットになったカードもあるようでした。 日本では見ない韓国製のDDRのパチモンもありました。 ![]() ゲームセンターでカメラを使っていいのかどうか。 本誌吉田特派員、決死の体当たり潜入取材です! こういうものがあるとは聞いていましたが、見るのは初めて。 筐体全体から、何とも言えずモッサリした感じが伝わってきますね。 曲もあまり楽しそうじゃなかったので、プレイはしませんでした。 また歩いてアラモアナセンターへ。 晩ご飯にします。 センター1階のでっかいフードコートには、いろんなお店があります。 好きなお店で注文して、座席は全部共通、トレーを持ってきてみんなで食べる、という日本でもよくある方式ですね。 ラーメンや丼もののお店などもあるのですが、せっかく海外なのだから、と意地になって少しでも現地の人に近い食事を試みます。 ・・・ステーキだな。ステーキしかないな、ここは。 なぜかそう確信して、ステーキ屋さんへ。 一般的なメニューと思われる「ハウスステーキ」を注文。 つけ合わせもライスじゃなくてマッシュポテトを頼みました。 お兄ちゃんがジュージューと肉を焼き、その間にお姉ちゃんがプレートにつけ合わせを盛ります。 見ていると、たっぷり盛ったマッシュポテトをおたまの底で凹ませました。 そこに、ソースをたっぷりと注ぎます。 もんじゃ焼きを思い出しました。 注文時にお金を払って、近くで待っていますと、ワタクシの注文したものが出てきたようです。 受け取ろうとすると、お姉ちゃんが 「トゥー・トゥエニィシックス!」 と言います。 2ドル26セント・・・? もう支払いは済んだのに・・・? しかも、何じゃそのハンパな額は・・・? まさか、それがチップってこと・・・? よく解らないまま、財布を出そうとすると、 「そうじゃない。もういいよ」 って感じでトレーを渡してくれました。 よくワカラン。 ![]() ハウスステーキ。吉田特派員、カメラがブレ過ぎです! 焼肉みたいな肉が大小4枚。 プラスチックの柔らかいナイフ&フォークに手こずりましたが、とにかく肉を食った、という気分にはなれました。 巨大なスプライトのレギュラー(最小サイズ)をガブ飲みします。 その時、ようやく気づいて、思わず 「あ!」 と叫んでしまったワタクシ、とりあえずレシートを取り出してみますと、思ったとおりそこに 「226」 という数字が。 つまり、先程の「トゥー・トゥエニィシックス!」は、お金の話じゃなくて、レシート番号の確認だったのですね・・・。 「226番でお待ちの方!」ってことだったんですね・・・。 考えてみりゃ、日本でもそういう呼び出し方しますもんね・・・。 そうかそうか、ワタクシがバカってことか・・・。 一気に恥ずかしくなってしまいまして、そそくさとアラモアナを後にしたワタクシ、こんな夜はもうホテルに帰ろう、ということで、The Busに乗ろうとしますと、何と! またしても1$札が1枚しかない・・・。 ヤケクソでもう一度アラモアナに戻るワタクシだったのでした・・・。 でも、もう缶コーヒーは買わないからな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月28日 16時37分35秒
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