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さあ、そして、松戸から電車に乗って、とうとう今日の最終目的地に到着!
![]() 牛久大仏です! でけええええええ! とにかくでかすぎます! 像高100m、台座が20mの合わせて120mという圧倒的な存在感! 何たって、奈良の大仏が掌の上に載るって言うんですから、もうムチャクチャです。 上の写真で、ワタクシ、いつものように比較対照としてバンザイしてるんですが、気づいていただけましたか? モチロン世界一の大きさなんだろうと思っていたのですが、2008年にミャンマーに高さ129mちょいという釈迦立像が出現したため、世界第2位になっちゃったそうです。 ク、クレイジーだぜ! で、ここに来るまでの道のりも、なかなかにハードだったわけでして、何せ松戸で思いがけず戸定邸を見つけてしまいまして、居心地サイコーでしたので、ついつい過ごしてしまって、あわてて 「イカンイカン!」 なんて叫んで出てきたワタクシ達。 そこからJR常磐線に乗りましてね、柏、我孫子と千葉県をすっ飛ばして、茨城県取手に突入。 取手から3駅でようやく牛久です。 ずっと昔、リーマンをやってた頃、取手への出張ってのがあったんですけど、さすがにホテル取ってくれましたね。 「東京帰って、また明日来い」って距離ではないという、オフィシャルな判断がそこにはあったわけですよね。 ・・・来ちゃったもんなぁ・・・。 そして、ようやく牛久に着いたところで、また気になることが。 牛久大仏さんは、牛久浄苑というところに建っておいででして、早い話がお墓や公園が周りにあるのです。 で、あんまりそういうところは、夜遅くまでやってない感じですよね。 って言うか、日没でほぼ終了ですよね・・・。 ボクら、松戸で、ついつい過ごしちゃいましたよね・・・。 牛久駅からバスで行くと聞いていたのですが、乗り場で待っててもバスなんかちっとも来やしません。 ようやく時刻表を見てみますと、なんと牛久浄苑行きのバスは午後2時台が最終でした! ワ「今、何時?」 高「4時過ぎ」 ワ「冗談じゃねえぞ! 浄苑自体が閉まっちゃうんじゃないのか!」 高「そうかもねぇ」 ワ「しょうがない! タクシー乗るぞ!」 ウカツと言えばウカツ過ぎるのですが、ここに至って初めてそういう問題に気づいたのでした! タクシー乗り場には1台だけタクシーがいました。 ワ「乗せて下さい! 早く!」 運転手さん「誰だか知らねえが、帰んな。おれは毎日4時を過ぎたら営業終了だ。 最後の1時間はここでこうして、客を待ってるフリだけしてる。 こんな田舎街にタクシーの客なんて、そうそう来るもんじゃねえのさ。 本部の奴らは、そこんところが解ってねえ」 高「そんなこと言わずに! お願いします!」 ワ「大仏が見たいんです!」 運「どんなオイシイ長距離だろうとお断りだ。とっとと・・・大仏って言ったか・・・?」 ワ「そうです! 牛久大仏が見たいんだ!」 高「東京から、このために来たんです! お願いしますよ!」 運「そうか。アンタ達、アレを見に・・・。そんな奴がまだいたとはな・・・。 仕方ねえ、今日は特別だ! さっさと乗んな!」 ワ&高「ありがとうございます! ありがとうございます!」 後部座席に、必死で転がり込むワタクシ達。 運「現在時刻が16:10。大仏広場の受付終了時刻が16:30。 浄苑までは、ここから20分以上はかかる。残念だが、間に合わないな」 ワ「そんな・・・! 話が違・・・」 運「話は最後まで聞きな。それはドライバーが並みの奴だった場合だ。おれは、特別なのさ。 ・・・ちいとばかし荒っぽくなるぜ。しっかりつかまってろ!」 どこをどう走ったものか、受付終了時刻にギリギリ間に合って、公園に入ることができました! あのドライバーさんはきっと「牛久のセバスチャン・ローブ」とか呼ばれているに違いありません。 (※ この日記はいつだってそうですが、今日はいつもよりさらに脚色してお送りしております!) さて、お墓と聞いて、もっと暗いイメージかと思っていたのですが、大仏様の周りはフリーマーケットをやってたり、お土産屋さんがあったりと、楽しげなムード。 大仏様も、中に入ることができるんだそうですね。 さすがにそこまでは時間がなかったので、今回は外から眺めるだけになったのですが、それでもこのド迫力は充分楽しめましたよ。 いや、来る前は ワ「そんなの、結局何階建てかのビルを建てて、その外観を大仏型にしただけって話だろ?」 とか言っていたのですが、間近で見ると呆然としちゃいますね・・・。 高「なんか、これ見ちゃうとなぁ・・・。大仏はもういいや・・・」 ってのが、いちばん名言だったかもしれませんね。 また、この大仏広場にたどり着くまでの道がステキでして、大仏様の周りをぐるりと一周するようなカッコで駐車場に着くのです。 いろんな角度から大仏様を見ながら近づいていくことになるのですね。 センスのいい演出だと思います! ワタクシ達2人、スッカリ毒気を抜かれまして、呆然と東京へ戻っていきました。 いやぁ、最後にスゴいものを見たね・・・。 高「しかし、アレだな。ボクら『新手のみうらじゅん』とか思われてないか? 大丈夫か?」 ワ「別に仏像とか仏教に興味が出たとか、そういうことではないもんな」 高「なんか『残念なお知らせ』って言葉が出たら大仏、って流れ、いい加減にしろ!」 ワ「東京大仏から日本寺でたまたま大仏が続いて、おもしろくなっちゃったんだな。 まぁ、あと鎌倉がとりあえずあるけど・・・行くのか!?」 高「さあねぇ。鎌倉かどうかはともかく、またどこか行きましょうや」 と、いうわけで、1日で3大仏を見たという「大仏ハットトリック」のお噂、ちょうど詠み切り尽きました。 それではまた次回の散歩でお会いしましょう! 次回は大仏、出てこないかもしれませんけどね! <大仏ハットトリック・完> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月30日 21時32分29秒
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