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この連休中も、おかげさまで相談で一杯でした。
弊社の相談ルームは、グループ会社3社共用で最大7組が利用できますが、満室のときは、やむを得ずセミナールームや壁のない応接スペースを使ったりします。部屋をご用意できなかったお客様、大変申し訳ありませんでした。 先週特に多かったのが、あるハウスメーカーの格安モデルルームが抽選で1名様に当たるというキャンペーンの申込者の方々。大手ハウスメーカーの住宅が500万円そこそこで建てられるならお得でしょう。 このキャンペーンに申し込んでおられるお客様のご相談を複数受けていますが、あまりに私が申し上げるように進行していくので、お客様もびっくり。それはそうです。私もこの手のキャンペーンをやったことがありますから、手の内はいやというほどわかっています。 1.どうして、今このキャンペーンをするのか。 今月中にキャンペーンで契約を取ることによって、来年3月の自社の決算に間に合う完成見込み客を確保するためです。ハウスメーカーは3月末決算までに建物を完成し代金を回収しなければなりません。 「3月完成でお願いします。」と言って来ますよ。→そうなりました。 2.必ず誰か当選するのか? 私がいた会社では、必ず当選者を出していましたから500万円とか300万円で家を建てたラッキーな方がいましたけど、今回の会社は、当選者は架空の人だと当時は言われていました。真偽はわかりません。 3.落選した人はどうなるのか? 1等賞は当然一人ですが、次点・2等賞が申込者「全員」に当たります!「残念でしたね。でも次点の値引券が当たりましたよ。」と言ってくるはずです。→そうなりました。 4.実際安く建てられるのですか? 「見積りが出てきたら、そこから300~400万円引くと言って来ますよ。」→どんぴしゃ。300万円でした。 でも、この見積りを拝見すると、べらぼうに高い!45坪の家で75万円。このメーカーなら、300万円値引きしても、まだ十分な利益があります。 つまり、最初からキャンペーン値引き分が見積もりに上乗せされているのです。 価格については、私はとやかく申し上げません。お客様が、そこに価値を見つけられればその価格が妥当な価格なのです。私ならその価格では契約しませんけどね。さらに300万円は引けます。 という仕組みのキャンペーンに乗るかどうかは、一概には申せません。じっくりお考え下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月24日 09時08分55秒
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