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2020.03.10
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カテゴリ:蒸留器
新型コロナウイルスの影響でマスクやトイレットペーパー、生理用品などが品薄になっています。そして消毒アルコールはもちろんのこと、エタノールまで不足しているようです。マスクなどは何とか自作でも一次しのぎになりますが、消毒関係はそうはいきません。

そこで蒸留器が活用できるという話題です。
我が家の蒸留器はこれです(JACKBAGGIO 10L:中国製ですが、この商品はしっかりしています) 。もともとは収穫したハーブからエッセンシャルオイルを抽出するのが購入目的でした。原理は簡単、大きな鍋の液体を蒸発させてそれを冷却させて液体に戻す。これだけです。(小中の理科の実験でも習います)


以下の写真は、一番上が冷却装置、その下が加熱タンク、奥の下のバケツは冷却水の循環ポンプが入っています。IH使用していますがガスコンロもOKです。水漏れも無くよくできています(溶接やロウ付けは成分が溶解するのでお勧めできません)。水漏れしても都度パッキンやシールで補強するタイプがお勧めです。



1.蒸留水 

まず蒸留水そのものは日本国内ではあまり販売されていません。しかし海外ではよく見かけます。これは水分に溶け込んだ金属やミネラルを蒸留して除去します。ちなみに一般の濾過水は溶け込んでいない異物や有機物を活性炭フィルター等で除去しますが、溶け込んだ金属やミネラルは除去されません。そして一般的な水道水は濾過して塩素で消毒しているだけです。ただし蒸留といっても空気が汚れていれば、その汚れを吸着するので台無しです(いわゆる汚染雨、酸性雨がそうです)。

蒸留水の特性は電気抵抗性(単位はマイクロジーメンス、あるいはPPM)で確認します。ちなみに我が家の水道水は60-70ppm、井戸水は80-90ppm(金気です)です。そもそも飲料水は、ある程度のミネラルが含んでいないと美味しく感じませんし吸収性もよくないそうです。なので蒸留水をそのまま飲む人は殆どいません。しかし自作で化粧水や殺菌水を作る場合は、蒸留水を利用しないと品質が安定しません。

2.アルコール

こういう蒸留器でアルコール精製が可能です。原理は水とアルコールの沸点の違いを利用します。水の沸点はご存知の通り100℃、アルコールは80℃程度です。この特性を利用します。ただし日本の法律では販売目的はもちろんのことプライベートでも酒類をつくることも禁じられています。一部学校の実験とかではOKとのこと。・・・なのであくまでも参考としてくださいね。

一般的に糖分があるものを発酵させるとアルコールが発生します。これを濾過、および蒸留すると蒸留酒ができます。1回目の蒸留でアルコール40-50度くらいになり、それが所謂「原酒」となります。特に最初に抽出されるものが濃度が高く高級品となるそうです。それを何度か蒸留を繰り返すと高濃度のアルコール(エタノール)が出来上がります。蒸留酒は糖質を含まずサラサラしているのも魅力ですね。

3.エッセンシャルオイル

ハーブを大量に栽培されている方なら興味はあるかと思います。材料は生、あるいは乾燥したものを蒸し上げて蒸留します。それをガラス管にいれて上部の油がエッセンシャルオイル、そして残りもハーブ蒸留水となります。以前にこのブログで紹介したようにハーブ(ローズマリー)をそのまま水で沸騰させても簡単なハーブ水となりますが、蒸留していないので品質は少し不安定になります。

エッセンシャルオイルとグリセリンと混ぜてオリジナルの化粧水や殺菌水をつくることは物理的に可能です。しかし、これを販売したら薬事法違反になります。どうしても商売したいなら薬剤師など特別な資格が必要です。当然ながら自然なハーブといっても危険性はあります。万が一誰かの肌に障害が生じたら大変です。科学的な知識はもちろんのこと、法的な知識は絶対に必要です。  

4. 消毒液の作成

エタノールのような高濃度アルコールをグリセリン等で緩和せずに肌に使用すると当然ながら肌荒れします(特に女性)。また家庭のドアノブや手すりなどをアルコール消毒で使用すると変色したり物質によっては溶け出します。またサンポールなど強酸を活用される方もおられるようですが、これは刺激臭がきつく、アルコール同様に材料自体の変色や溶解につながります。

そこで我が家では金属イオン水に注目しています。様々な作製方法がありますが純銀925を蒸留水で電気分解して濾過したものが効果的とのこと。TDS計(水質測定器)にて蒸留水0-1ppベースで銀で電気分解し12ppm程度までにします。これはアルコールと違って、夏場に問題になるノロウイルスにも効果があるそうです。ただし金属アレルギーの方は要注意です。一般的に銀やプラチナは比較的アレルギー反応は少ないといわれていますが(NiやCrはアレルギー性が強い)、少量の銀でも敏感な方はおられるようです。この方法は日本で馴染みのない方法かもしれませんが、海外(アメリカ、中国、東南アジア)では結構有名な方法です。

5.情報源

こうした情報は主に海外(欧州、中国、オーストラリア)から得た情報をベースにしています。You Tube等でも簡単に閲覧できます。ただし説明は英語、フランス語、中国がほとんどで日本語字幕はありません。やはり語学力は重要ということになります。もちろん日本同様に海外もガセネタ多いですので、しっかり信用できるソースを見極めることが重要でしょう。

最近、日本では「高値転売」や「各種デマ」が溢れています。先ずはそれらに惑わされないことが重要ですね。そしてWHOはもちろんのこと、政府や医療機関、そして大手マスコミ情報を100%信じるのでなく、ご自身でインターネットや書籍(中学校の理科の本でもOK)を複数回調べて実際に確認することが重要だと思います。それらにエビデンス、科学的な根拠、そして実際に結果や複数回の実績があるのか? もちろん皆さんも私の情報も100%信じることなく、ご自身で調べて頂き、ご自信で自己責任のもとで判断して頂ければ幸いです。


これは私の蒸留器と類似品です。楽天でもこのような商品があります。容量など目的に応じた商品を選ぶと良いでしょう。ヤフーやアマゾンでも様々な類似品が確認できますが、どれも海外製です。なので写真や口コミ情報をしっかりと確認した方が良いでしょう。この商品も結構いいと思います。
(圧力鍋などを改修して自作で作る方もおられるようですが、危険性を十分熟知しましょう。) 
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銅製で少しお洒落な蒸留器がお好みの方はイタリア製のアランビックがいいですね。
(アルコールランプ使用タイプです。アルコールランプはメタノール使用:飲めません⇒失明します)
どちらかというとアロマ専用だと思います。私もいずれ購入したいと考えています。
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骨董品のようですが日本でも江戸、明治時代にこのような陶器製?での蒸留器が存在したようです。
これは高価ですが、歴史を感じて面白いかもしれません。ヤフオクやメリカリでも時々出品されています。
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そしてこれはTDS水質測定器(ph測定とは違います)です。これは必須アイテムです。
蒸留水だけでなく、アクアリウム(メダカや金魚水槽)、水耕野菜の管理でも使えます。
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これは冷却用の水中ポンプです。色々な種類ありますが小さく低容量で静かなポンプがお勧めです。
これもアクアリウム用にも使えるアイテムです。ホースのサイズ確認は必要です。
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Last updated  2020.05.17 06:35:37
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