話したいこと日記

私は、いつも実家の母に子供自慢は、絶対によその人にはぺらぺらと話さないようにと釘をさされています。
なもんで、もっぱら私の子供自慢は実家の両親と妹にしていますが、どちらにとっても可愛い孫と甥っ子姪っ子の話なので一緒に喜んで聞いてくれますが、あんまり何度も同じ事を言うのでうんざりされる時もあります。
それでも母の戒めを堅く守っているので、聞かれたら言うけど、自分から子供の話もしないようにしています。

でも、謙遜とかそんなものは、日本だけの美徳なもんで、こっちで、子供の事を誉められたら、素直に「ありがとう」って言っておきます。
でも調子に乗ってペラペラはしゃべりません。

でも一人いるんですねえ。
口を開けばペラペラと子供自慢する人が・・・・。

私はそれを辛抱強く黙って聞いていますよ。時々「great」「Nice」なんて合いの手をいれて。
でも会話と言うのはお互いが話すものでしょ。
それで、うちの子供たちの事を聞いてくれるので、話し出すとすぐに「そう言えばうちの娘も～～」って話持っていかれてしまいます。
彼女の自慢は子供達がどんなに頭が良いか、どんなに学校で人気者かどんなに才能があるかってことなんですが・・・・・。

話しすぎなんですよ。
頭がいいって・・・確かにいいですよ。でも進路を決めるオランダ全国一斉テストの結果はうちの娘の方が上なんだよ！！
夏休み前の通知表を彼女の娘はうちの娘に見せたらしいですけど、娘が「私のと同じぐらいやったけど、私の方がちょい上のもあったわ。」って言ってましたね。
そんなまるでオール満点近い点数みたいな言い方してたくせに・・・。

どんだけもてもての人気者なんて常に聞かされてたらもううんざりです！！彼女の娘はとってもいい子なんですけど、彼女の過大評価を聞かされ続けると、ほんまかあ～～～！？なんて思ってしまいます。

どんだけ過大評価かって言うと、例えば子供の頃彼女が言いました。「息子はスイミングレッスンでは才能があって、今はバタフライを練習してるのよ～～」ってね。
それで主人が彼女の息子とうちの息子を連れてプールに行った時、彼女の息子が溺れていると思って助けに行ったらバタフライしてたんですね～～～。

例えば「うちの息子のバスケットボールチームはすごいのよ～～！！練習もすごいし、試合もいつも勝ってるの～～」ってその時私は「うちの息子のチームは全然。練習見てるだけで腹立つわ」（若い頃勝つだけの為に殴られながら練習に励んだ青春時代をおくってました。）って言ってたら何かバスケの試合で勝ち残っていったら、彼女の息子のチームとうちの息子のチームが対戦する事になったわけですよ。
息子はチームメイトに言いましたね「あそこのチームはすごいらしいからやばいぞ！！」ってね。彼女からいつも聞かされてたんですもん。
そしたら、結果はうちの息子のチームが勝って、それもボロ勝ちでそのまま勝ち続けて優勝してしまいました。

だからもう言うなちゅーの！！

そして彼女の娘もダンスをしているのですが、それはあくまでも趣味のダンスで、週に２回ほどお稽古として通っています。
それで発表会の後なんてズーッとDVDを見せられるんですが、私語禁止で見るわけですよ。見てるほうが恥ずかしくなるような踊りを・・・。
で、うちの娘のDVDを見せてくれって言うから付けたのにちょっと見ただけで、完全にテレビに背中を向けておしゃべりしだすんですねえ。
見たいって言ったのは自分だろうが！！って思うけど・・・。

それとうちの娘とあんたの娘のダンスを同じと思うな！！って感じ！！

なんで私が娘のバレエの話をしたらあんたが自分の娘のダンスの話をしてくるんだ！！最後まで人の話を聞け～～。
そして私は自分の話を最後までできず、聞かされるばかりでうんざりしているので、素直に母の言いつけを守れるんですなあ。

それと彼女の娘は歌も歌うんですが、・・・・・何かと言うとコンサートがあると言うので、うちの娘は電車に乗ってわざわざ行ったら、学校の終業式の余興に歌っただけ・・・・。

彼女は子供をとっても愛してる良い人で、何が自分と子供にとってベストなのかをいつも考えて、他の人の迷惑は完全見えてないんですね。

そして完全に被害を受けてる私はムカムカしてるけど、最後の止めの言葉をいつもいつも我慢してるんです。
そして私だって自分の子供の自慢話をしたいと言うこのたまり溜まったものはブログでペラペラと勝手にさせてもらってます。

こんな女と付き合いやめればいいのにと思われるかもしれませんが・・・、ハイただの友達ならとうの昔に連絡は断ってますが、これは主人の弟の嫁さんなんですわ。
つまり血のつながりはないけど、義妹ってわけで切りたくても切れない縁なんですねえ。

そして「そんな話聞きたくないわ！！」と言うことも出来ず、円満付き合いの為にただただ話を聞いてあげるのです。







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