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カテゴリ:Cinema
■『おくりびと』(08 日本)
![]() 解説: ひょんなことから遺体を棺に納める“納棺師”となった男が、仕事を通して触れた人間模様や上司の影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作。監督には『壬生義士伝』の滝田洋二郎があたり、人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦。一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる。キャストには本木雅弘、広末涼子、山崎努ら実力派がそろい、主演の本木がみせる見事な納棺技術に注目。(シネマトゥデイ) あらすじ: 楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(シネマトゥデイ) +++ 兄1オススメの1本。 母と一緒に実家近くの映画館に行ってきました。 笑いあり、涙ありのいい作品です。 脇を固める俳優陣が、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史、杉本哲太と、 ベテラン揃いで驚きました。 個性派な方々だけれど、目立ちすぎずにぴったりと役にはまってました。 チェロ奏者でもある納棺師が主人公ということもあり、音楽もとってもよかった。 山形の自然にとけ込みながらチェロを弾く本木さんの映像も美しい。 この人もいい俳優さんですね。 惜しいのは妻役かな...。 広末涼子の演技してるところを初めてみたのですが、まわりが淡々といい演技を している中で、悪い意味で目立って雰囲気を壊してます。 アニメ声のべたべた口調に意気消沈するのですが、そうしろと言われたのか? 彼女の持ち味で自分でそうしてるなら役に合ってない。 表情も全部同じだし、もっと考えて演技して欲しい。 と、気になることもありましたが、全体的にいい作品で私もオススメです。 映画内で納棺師の仕事が、後ろ指さされる感じで扱われてましたが、田舎だからかな? もちろん、エンディングに持って行く為に強調しているとも思いますが、 まわりにそんなに冷たい目で見られるような仕事ではないような気がしました。 「美味いんだなぁ、これが。困ったことに。」 と言う山崎努さんとみんなの食事シーンも印象的。 何があっても、食べないと生きてい行けない。 p.s. 映画終えて感想を言い合ってる時の母の一言抜粋。 「だれが俳優選ぶんだろう。なんで末広なのかねぇ。」 “末広”って。縁起よさそうだけれど惜しい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008年10月02日 15時37分34秒
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