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今日の私は横井整形でのリハビリ)、連れ合いは歯医者だった。
*** 脱炭素が毎日のように叫ばれる。2-3年前には古い石炭火力は廃止すべきといった方向だった。いうは優しいが、なかなか代替のエネルギーが得られる見通しはない。原発も東日本大震災で、再稼働できる条件が厳しくなった。当然のことと思うし、私は、再生エネルギーを主として、原発を漸次縮小していくことが適切だと今でも思っている。 現実には火力発電が主の日本では、なかなか思い通りに行かない。今まで使ってきた電力が、なぜ使い続けられないのか理屈では解っていても、簡単に切り替えられないのだ。 世界の発電量の内訳を見ると石炭とLNGが「ほぼ4分の3を占めている。(2019年度) こうした現状を踏まえて石炭火力をどのようにしていくかが述べられていたが、イギリスは2024年(今年)までに廃止するといい、フランスは2022年までに廃止するとしている。(現実はどうなっているのだろうか) ドイツでは段階的に廃止し2038年までに全廃するという。韓国はこれらの国に比して少し緩やかで、現在約3割を占めている比率を2030年頃までに約23%にするとしている。 韓国の表現は、日本的なニュアンスだ。 LNGに言及されないのはLNGのCO2排出量が石炭の2分の1だからという点だろう。然し之もやがてはCO2ゼロに持って行くためには手を打たざるを得ない。 昨日の記事で、北海道は脱炭素が進んでいるとのことだ。火力発電から出たCO2から水素を製造したり、CO2をそのまま海底に沈めてしまうことも行っている。水素を造る場合も、太陽光や風力などをベースした再生可能エネルギーで造るために、クリーンな水素ができあがるというわけだ。 このクリーンな水素を使って人工的に石油製品を生産することも考えられている。 都会には、再生エネルギーを生成する余地が少ない。かといって、北海道や、九州などで発電した電力を海底ケーブルなどを通して、東京や大阪などに運ぶことは、予想外にコストが掛かるようだ。 東京1極集中は、あらゆる点で、日本をだめにしていくような気がしてならない。誰かこうしたことを考えている人もいるだろうが、実際の動きは止まらない。無謀な独裁者がミサイルを撃ち込むこともあり得ない話ではない。 台湾のTSMCが熊本に工場を造り、多数の雇用を生み出している。地下や物価の高騰は望まないが、真に地方が振興する1つのモデルケースになっている。 今は知らないが、ギュウギュウの満員電車に毎日揺られて、3都県を通勤していたときのことを思うと、ロスが甚だしいと思う。エネルギー源を含めてどんどん地方に分散すべきだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.09 13:30:23
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