清少過言
幸先の良いスタートである。何と、誕生日の翌日に、ギフト券が当たったのである。二桁の数字を予想するので、当選率は1%だったが、まさかあたるとは思わず、応募したことすら忘れていた。1回しか応募したことがないので、今のところ100%的中している。(統計的にも正しい)これは、どうせ当たらないだろう、別に当たらなくてもいいか、という気持ちで出した、無欲の力なのではないか。この調子で、「当たらなくても良いや」、という無欲の気持ちでたくさん応募すれば、もっともっとあたるのではないか。もしそうなら、世の中はちょろいぜ、といっても過言ではない。しかし、たくさん応募するという行為が既に強欲であり、当選率からしてあと99回外れる可能性が高い。そういう意味では、すでに運を使い果たしたという、幸先の悪いスタートといえなくもない。世の中は厳しいぜ、といっても過言ではない。