Sports WA 05-20


Sports WA 05-20
「How do you win?」



さて、昨日は三ツ沢で京都パープルサンガの試合がありました。
というわけで、レポートを書こうと思います。
と、その前に1つ。
今回のレポートは、明らかにサンガサポの方が見た場合、「不快」に感じる可能性大です。
ただ、それだけのサッカーしかしてないという証明ですので、心してお読みください。


結局、よしきが三ツ沢に入ったのは、試合開始わずか10分前。
ま、それだけ月末の仕事が立て込んでいたので、仕方ないといえば仕方ない状態。
それでも、何とか間に合ったので良かったと思います。
というわけで、ユニフォームに着替えてすぐに試合が始まるという、バタバタした展開でした。

さて、試合開始早々目立ったのは、DF三上。
(さすがは、サンガが誇るイケメンです。笑 by星大輔)
前半は度々左サイドを駆け上がるシーンがありましたね。
久しぶりに三上が上がっていったような気がして、少しホッとしました。
サンガにとっての最初のチャンスも左サイドからでした。
左サイドでファールで受けたボールを、DF鈴木悟が直接ゴール。
サンガ先制で1-0。流れはサンガかな?と思いました。ただ。
ここからですよ。問題は。

1-0になったことで、明らかにバックパスで後ろでゴロゴロまわす展開が目立ちます。
横浜FCサポからは、当然のごとくブーイング。
というよりも、そのバックパスの時間が長くなってることが、ものすごくイヤな感じになるんですよね。
しかも、ボランチのMF米田が全くの不調。
ちょっとねぇ。。。お疲れ気味のような気がします。
今のサンガでボランチが仕事しなかったら、チーム自体が機能しないのと同じですからね。
その分MF斎藤が働いているのか?といわれても、それなりのいつも通り。
えと。正直なところ、FWのブラジル人2人がボールを持った回数って、あったの?という感じの前半です。
ま、言える事は、横浜FCの再三のチャンスが、決定力不足で枠にあまり飛んでくれなかったことぐらいでしょう。

そういえば、前半の途中で「あれ?」と思うことが1つ。
1-0になってから、10分間くらいですかね。
MF星とMF中払の位置を入れ替えてやってた時間帯がありました。
ワタシも、人に言われて気付いたんですけどね。
星が左サイドのMF、中払が右サイドのMF。
(上6人だけ表示させると、こういう感じね
         アレモン
  パウリーニョ
星             中払
  斎藤     米田      )
何かねぇ。。。こういうプレー、練習でもやってないと思うので、どういう意図でやったのか、
少し柱谷監督に聞いてみたいですね。
(個人的推測は、FWアレモンの動きがあまりにも悪すぎたので、中払を右に持っていくことで動きをカバーしたのかな?
と思ってるんですが。)
とりあえず、そんなこともやりつつ前半終了。

前半を見ただけで、勝ってるけどフラストレーションがたまってるのがわかりました。
2点目を取りに行く「姿勢」が全く感じられませんでしたから。
多分、そんなことしてたら。後半は。。。と思いながら、公判を迎えます。

後半に入っても、相変わらず横浜FCのペース。
後半は、少しいいプレーもあったんですけどね。
といっても、斎藤のヘッドがゴールポストを直撃したくらいかな。。。
そうこうしている間に、横浜FCが同点に追いつきます。
DFトゥイードがシュートしたボールをGK平井がはじく。
そこにつめたのは、よりによってFW三浦知。
カズさんが外すわけもなく、同点に。
てか、前半も1つバーを叩かれるシュートがあったような。。。
(カズさんじゃなかったような気もしますが。)
というわけで、コレで横浜FCは押せ押せムードに。
スタジアムも、もちろん試合の雰囲気もです。

さて、サンガの途中交替の選手について。
後半の早い時間で中払→MF美尾。
20分くらいで星→MF加藤。
というよりも、柱谷監督が後半3分で選手を交代したのって、多分サンガでは一番早かったんじゃないでしょうか?
(えと。故障で交替した選手を除く。)
と考えると、中払の足の状態が気になるところです。ハイ。
美尾は、それなりには仕事してました。
ただ、以前はカンペキだった三上-美尾ホットラインは今日も不発。
というよりも、後半は三上は守備に専念せざるを得ない展開でしたからね。。。ハイ。
で、加藤は相変わらずいい動きをしてました。
たまに加藤を狙ったスペースへのパスも目立つようになってましたからね。
加藤の持ち味は、あぁいうところですから、そこはうまく他の選手が理解してますね。
で、後半30分にようやくアレモン→FWユタカ。
アレモンの動きの悪さを見てると、後半30分は遅すぎると思ったんですが。。。
ただ、柱谷監督は悩んでたんだと思いますよ。
もし、1-0のままだったら、確実に米田→MF石井 だった思うんですよ。
それが、交代しようと思った時のカズさんの同点ゴール。
多分、試合のプランが完全にあれで狂ったんでしょうね。。。
で、結局FWを替えざるを得なくなり、失敗。
という、流れがないときは何をやってもダメという、典型的な交代劇になりましたね。
後半35分を過ぎて、ようやく自分たちの立場を思い出すように攻撃し始めましたが、時すでに遅し。
結局、1-1の引き分けで試合が終わってしまいました。

ま、正直に言って、「シュート6本」でどうやって勝つつもりでしょうね?
(ちなみに、横浜FCはシュート16本。)
という試合でしたね。
(こないだの徳島-福岡 みたいな話になれば別ですが。)
多分、試合をまともに見ればわかりますけど、支配率はほぼ互角だったとはいえ、
ボールのゾーンで分けると、7割ぐらいはサンガサイドで試合をしてたんじゃないでしょうか?
ま、勝つ気がない試合展開(=点を取ろうとしない試合展開)に自分たちで持ち込んでしまったというのが一番でしょうね。

とりあえず、次の水戸戦で同じ事したら、どうなるかわかってるんやろね?選手のみなさん。
と言いたくなった試合でした。ハイ。


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