企業が買いどきだ…。
ちょうど、「ファンド資本主義」という言葉が出てきたころ、あの頃に今は似ている。
・ハンズオン
・PEファンド
などの言葉生まれた頃から、景気回復を経て、市場では「掘り出しものがない」と呼ばれて久しかった。
しかし、最近、金融機関の貸し渋りが再熱、市場の資金供給者はまたまたファンドになってきた。
さらに、企業側の株価もますますさがりっぱなし。
このチャンスに大手はリスクをとらない。
ファンドが動き始めている。
そしてまた、企業側も資金ニーズが高い。
今日は不思議な日だった。
二件資金の相談をしにウチにやってきた。
そして、夜はファンドの友人がやってきて、ファンドの資金調達の相談と、案件の相談…。
友人曰く「リスクと資金がある人間にとってはいい時期になってきた。 今が買いだ」、と。
このタイミングに大手企業や、金融機関はリスクをとるようなことはしない
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資金提供の担い手が、銀行からファンドへ
ファンドには、資金だけではなく、マネジメント能力があるため、自らがエクイティを投入した後、バリューアップが可能。 だから、リスクが取れる、というビジネスモデルが可能。
以前も思ったのだけど、「結局、日本の銀行の役目って意味がわからん・・・」。
「雨降らないときに傘を貸し、雨が降るときに傘を巻き上げる」とは、メガバンクの人間の言葉。
その意味で野村証券が、空っぽになるかもしれないリーマンを買収したのは興味深い。
2,3年後、またファンドがイグジットして、成功者が増えるのかなあ。
今、リスクをとれる人と、そうでない人は、あと2,3年後に大きな差がある気がする。
当然、私はリスクをとりたい。
この道は一度経験している。
あのときは、自分の力を蓄えていた時期。
今度はリスクを取ろうと思う。