blog the seventeen（いまの気持ちを17文字で）

私は外国人にパソコンを教えることがあります。
アジアの人、南北アメリカの人、ヨーロッパの人、アフリカの人・・。

日本語がおぼつかない人もいますが、とても熱心によく勉強してくれます。
漢字が読めないので、電子辞書を引いたり読み方を聞いたりして、がんばっています。


でも、中にはズルをしようとする人もいます。

友達同士、教え合うのはいい光景ですが、中には答えだけ聞こうとする人も。
エクセルで関数式の使い方を教えているのに、出た結果だけを聞いて書き込んだり。
数字だけ入れても何も勉強になりません（笑）。
しかも、セルにポインターを合わせたら、関数式入れてないの、バレバレだし。

今日は試験をしました。

パソコンを並べて受けている人が隣同士でなにやらこそこそやってます。
外国語なので小声で話している言葉が、私には分かりません。
でも、いかにもこそこそ風なので「話をしてはいけません」と注意しました。

でも、そのうち問題用紙に何か書いて、見せようとしています。

見ると、答えの関数式。
ものすごくわかりやすいカンニングです。
当然、見せられようとしている人が見る前に、取り上げました。


なんだか、そういうことに対する罪の意識が日本とは違うみたい。


「不正行為」がいかによくないことかの認識が低いです。
ばれなきゃいいでしょ、ばれても謝ればおしまいでしょ、的なにおいがぷんぷん。
いやいや、そういうことではないのですよ、と教えなければなりません。



罪の意識を学んで帰るのも留学の成果だと、今日もせっせと彼らに注意している私です。