テーマ:箱根駅伝を楽しもう(744)
カテゴリ:2008箱根駅伝関連
東京農業大学が4年ぶりに箱根路に戻ってきた。農大というと、どうしてもシンボルの大根踊りが注目される。今回も、このビッグイベントを彩る役割を果たした。
しかし、農大のクライマックスは、復路・鶴見中継所だった。繰り上げスタートまであと僅か。テレビカメラが、このときとばかり悲劇の場面を狙う。母校の襷がつながらない恐れのあるチームは4校。農大、法政、順天堂、大東文化である。 繰上げまで、後1分を切った。そのとき1校が中継所に近づく。農大だ。後20秒、間に合うのか。間一髪だ。5秒、4秒、3秒・・・。椎谷から濱崎へ、襷は確かにつながった。感動的な場面だった。 即、繰上げのピストルの音が響いた。残念ながら、法政、順天堂、大東文化は繰上げとなった。でも、目は、ギリギリつなげた農大の姿に釘付けになっていた。 もし目の前で繰上げが行われれば、テレビ局にとってはおいしい場面だったろう。しかし、それ以上に、つながる場面は感動的なはずだ。そんな場面を見せてくれた農大の選手のがんばりに敬意を表したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.11 19:17:51
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