ポセイドンの目覚め

一昨年は、後10秒。昨年も、後一歩でシード権を獲得できず涙を呑んだ城西大だったが、今年も11位でシード権を獲得することができなかった。これで３年連続の次点である。

毎年、レース終盤になると、優勝争いだけでなくシード権争いが焦点となる。シード権を取れば、予選を免除されるからである。予選会の映像を見た方ならばわかると思うが、熾烈な戦いを勝ち抜かなければ、本戦に出場することはできない。

まさに天国と地獄である。

その境目が、10位と11位というわけだ。城西大は、その11位を３年続けたわけである。なんともやるせない。

今年は、１区で佐藤直樹が区間賞を取り、好スタートを切った。しかし、２区以降、のきなみ区間二桁で、往路を終わったところで16位と沈み、復路一斉スタートとなった。復路は少し盛り返し、10区では区間賞も獲得したが及ばず、予選会行きとなった。

実力的には上位進出も可能といわれていたのに、何故か壁を破れない。やはりプレッシャーなのか？来年こそは、この壁を突き破り、シードを取れるようがんばってほしいと思う。