ポセイドンの目覚め

パソコンの発達で、キーボードばかり打っているせいか漢字が書けなくなってきている。これじゃ、いかんということで、今年になってから、一日一回は、筆ペンで漢字を書くことにした。

あらためて漢字って美しいなと感じる。それに筆で書くと厳かな気持ちになる。ちょっとした気分転換にもなるし時間もかからない。

勉強しようという気持ちがあると続かないが、なんとなくいい気分になるためにやるんだと思うと案外続けられる。

塾の先生をやっていたころは、否が応でも板書しなければならないので、よく練習をした。きれいで見やすい字が書けないと生徒から信頼も得られないし、よい授業もできない。字は基本である。

今、書いても、かなりきれいに書ける。けっしてうまくはないのだが、子供たちからは、先生、字うまいねぇ～と言われることも多かった。うまくはないがきれいに見えるように書ける。

現在は、まったくの自己満足でしかないが、それでも、やる価値はある。１日数秒でできるし、練習していない漢字も自然に思い出して書けるようになる。キーボードも好きだが、手書きも見直したいと思っている。