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ポセイドンの目覚め

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2008.01.22
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カテゴリ:2008箱根駅伝関連
箱根戦士が東京に戻ってきた。優勝争いは、すでに決着がついている。焦点は、シード権争いに絞られた。

優勝候補の一つだった日大が11位。このままではシード落ちだ。10区の走者は笹谷。前が見えない位置で走っている。よもやのシード落ちか?

日大の前の10位争いは、並走していた中央と東洋の中から、中央が抜け出し、8位中央、9位東洋、10位帝京という並びとなっていた。ここまでがシード圏内だ。

ところが、ここで東洋・岸村が遅れだした。帝京が9位に上がる。岸村の失速を見た日大・笹谷が猛然と追い込む。都心に入っている。ゴールがどんどん近くになっていく。日大と東洋の差は、ぐんぐん詰まりあと数秒となった。

優勝の呼び声もあった東洋がシード落ちになるのか!

緊迫した、そのとき、衝撃映像が飛び込んできた。前を走っていた東海大の荒川が止まっているのである。「東海大が倒れています!」アナウンサーの悲鳴が聞こえる。その横を東洋、日大の2校が通り過ぎていく。その瞬間、激戦のシード争いに決着がついた。

映像を見てあれほど息を呑んだことはない。それほど衝撃的な場面だった。そして、今大会を象徴したワンシーンであった。





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最終更新日  2008.01.22 20:04:00
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