テーマ:箱根駅伝を楽しもう(744)
カテゴリ:2008箱根駅伝関連
波乱続きだった今回の箱根駅伝。終了して2週間が経った。少し冷静になったところで今大会の意味を考えてみた。
好天に恵まれ風もなく走りやすいコンディションだったが、逆に各所で脱水症状が見られた。棄権となった学校はもちろん、棄権寸前だった選手も多く存在した。優勝した駒澤大学も例外ではなく、6区の藤井が寸前の状態だったようだ。 東洋大の6区・大西(一)もそうだったし、中央・上野もそうだった。 年々スピード化が進む箱根駅伝。レースだけでなく、イベント自体が大きくなっていく箱根駅伝。注目度は上がり、純粋な学生レースから大人の思惑に左右されるようになりつつある箱根駅伝。無理な走りをせざるを得ない状況になっている。 このまま進んでいけば、やがては死人が出るのではないか? 今回の波乱は、邪気を含んだ箱根駅伝に、大自然が「なめるなよ」と言っているような気がする。 世界に通用するマラソンランナーを育てるという初心に戻り、足元を固め、しっかり走れる選手を育てていくことを望みたい。箱根の距離を安定して走れなければ、マラソンはとても無理だ。 スピードより安定性に重点を置けというのが今大会の教えかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.23 22:26:31
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