カテゴリ:ネット 通信 キャリア
昨日、au ガラケーが販売終了になった事を書きましたが、
これは 結構重要な転換点だと思うので いろいろ追記しておきます。 ● ガラケーはもう機種変更できないの? 販売されていないので、auショップで「端末を購入して機種変更」はできませんね。 今後は 以下の2択になると思います。 ・ガラホ(スマホ)への機種変更 ・中古ガラケーを持ち込んでの機種変更 当然ながら、auとしては ガラホへの機種変更を推してきます。 → 2016年8月10日~ 機種変更サポートとして、 「ケータイ取り替えおたすけギフト」が開始されました。 同一ガラケーを49か月以上利用の場合、ガラホの毎月割 割引額が増額になるようです。 割引額増額の結果、GRATINA 4Gと かんたんケータイは 実質0円で機種変更可能。 契約変更手数料の 3000円も無料になります。 ※2016年8月現在の情報です ● 中古のガラケーを持ち込んでの新規契約や 機種変更は… 2016年8月時点で 持ち込み新規や、 持ち込み機種変は可能ですが、 auは 3Gサービス終了に向けて動き出した訳なので いつまで手続き可能かは気になります。 ※一部の3Gサービスは 2015年9月で既に新規受付が終了していますし… http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/04/30/1098.html ● なにより LTEスマホをどうするつもりなのか… 実は ここが一番重要だと思います。 auでガラケー または 3Gスマホを利用している人は 少数派だとは思いますが、、 LTEスマホ(VoLTE非対応機)を利用している人も 他人事ではありません。 LTEスマホ(VoLTE非対応機)も 通話は3G回線を利用しています。 このままだと、LTEスマホ(VoLTE非対応機)も利用できなくなってしまう訳です。 iPhoneのように OSのアップデートで VoLTE対応する方法もあると思いますが、 キャリアのAndroidは 独自にカスタマイズされているので、 OSレベルでの VoLTE化も現実的ではないように思いますし…。 とは言え、auでは 既に VoLTE機しか取り扱っていません。 なので、基本的には 新規契約の人、機種変更した人は この問題とは関係なくなります。 同じ端末を長く使い続けている人を どうサポートしていくのか という事ですね。 ● au系 格安SIMはどうするのか… 3Gサービスの終了は au系の格安SIMである mineoや UQモバイルにも影響があります。 au系の格安SIMは 当初から3Gでのデータ通信に対応していませんが、 VoLTE非対応機の場合、通話は 3G回線を利用しています。 auのVoLTE対応機を 格安SIMで利用する場合、SIMロック解除が必要なので、 格安SIM向けには VoLTE非対応機の方が人気があるのが現状だと思います。 昨今、"ZenFone Go"が auに対応(au VoLTEにも対応)して話題になりましたが、 今後、このような au VoLTEに対応した SIMフリー端末の拡充が重要だと考えます。 au 3Gサービス終了は 2020年目途との事なので、まだオリンピック1回分先の事ですが 新規受付終了は サービス終了を見越して 事前に動き出します。 このような大きな改変は、 キャリアの計画性や力量、利用者の事をどう捉えているかがよく分かります。 今後の動向が楽しみです。 ↓関連記事 au ガラケー、 ガラホ プラン・月額料金比較 http://plaza.rakuten.co.jp/yotsuba428/diary/201608180000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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