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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
松田さんの書き込みに、ぴーなっつさんがたくさんの
意見を書いてくださり、松田さんもびっくり! ってなやりとりを見ながら、ちょっとにやにや。 (それぐらいは、年増になったってことだわ) どこまでが家事でどこまでが育児か・・・という ような線引きは、たぶん、個人個人でまったく違う と思うのです。 で、わたしはこうだった、いやわたしはこう思う・・・ のやりとりをしても、 おとしどころを意識して議論しないと、 制度には結びつかないのではないかとも、思って います。 ので、わたしは、この議論にはのらなくて、 「当事者のママたちで、びっちり議論して、 出た結論を4つ葉にあげてくださいね」 ってスタンスを取ると思います。 「せっかくつくろうとしているんだもの。 使い勝手の悪い制度は困るなー」と思うので、 どうしたら利用者がみな満足して利用できる仕組みが つくれるだろうか・・・という点で、この問題を みます。 ● また、わたしなどは、自宅で仕事をしていますので、 家は家事・子育て(って高校生なのでほとんど何もしませんが) ・仕事の空間であり、「ああー家事援助!!」 と心底思いますが、「それは自分でなんとかする(自分が するか、カネで解決するか)問題であり、制度にする必 要は、まったくないだろう」ぐらいのつつしみはもって います。 ぴかままさんの書き込みに反応したのは、ぴかまま さんが育児と介護というまったく状況の違う2人の お世話をされていたからでした。 わたしは「福祉」というのは、本当に困っている人に 手厚くするべきだろうと思っています。 だから、 なかなか表に出てきませんが、 虐待を受けてしまう子ども、してしまう家庭には コストをかけるべきと思うし、 障がいを持った子どもとその家庭のサポート、 親が病気で、子育て中の家庭のサポートなども 本来、健康な子どもと健康な親の子育てよりも 優先して行うべきだと思っています。 で、ちょっとの助けで、エンパワーできる人は、 ちょっと助けてもらって、今度は支援や応援を する側になって、よい循環が生まれたらいいと 思っています。 だれかの保険料や税金が、巡り巡って、困っている人の もとに届くのが、制度ですからね。 そんなに困ってないのに、「当然の権利」とかいって 使うのは、ちょっとなあ・・・と。 保険料や税金の負担をする人も納得できて、 かつ、利用する人も、「おかげさまで」と感謝して・・・ という社会がいいなぁと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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