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カテゴリ:飛び入り参加。賛同人のコーナー
育児しながらライターの安藤/2歳娘ありです。
先日、とある育児誌編集部で雑談をしていたときのこと。妊娠出産誌や赤ちゃん誌には誌面にお父さんが登場するけれど、それが5、6、7歳ごろの子育てファッション誌になると皆無。おしゃれに着飾った母子だけの世界なんだそーです。読者アンケートでも、ダンナへの興味があまりないとか。男不在の子育てワールド。 おやじの会が盛況というケースもありますが、その一方で男は給料さえ手に入れてくれれればいいという、割り切り夫婦がとても多いようです。男として、さみい話で、これじゃあ家族へ帰ることがストレスになるだろうなとしんみり。で、母子密着の孤立生活から、心のバランスを崩すケースも目立つとか。 どうして家族がゆがんでしまうのか、その始まりまでたどると、男の子育て無関心に行き着くのです。子供が生まれ、その世話で手一杯の妻と、仕事に忙殺されて妻の気持ち=育児不安とかに気付くこころのゆとりがない夫。夫婦でイライラ。ここでボタンを掛け違えてしまう。 (自分の仕事の否定になりそうですが)さらに、メディアや広告は、「これをしなきゃ取り残される」、「みんなはもう始めてるよ」などと事あるたびに焦らせてくれます。子育てにしてもそう。「教育費が大変。学資保険は親の責任よ」「水泳と英語は最低習わせないとね」などと、もうお節介はやめれくれ。ほっといって頂戴。俺たちのペースやっていくから。 今、たいせつなのは、大人のゆとりではないでしょうか。赤ちゃんがやってきたことに、夫婦で向き合えるのが10分でも、心のゆとりがなければイライラと喧嘩を始めるだけ。雑談相手は小学生の子持ち編集者。赤ちゃん時代のボタンの掛け違いに気付いて、ただいま夫婦関係リハビリ中だそうです。 投票日までカウントダウン! 「つつましくで良いから、落ち着いて生活できる日本」がいいな。 男だからと、子育てすらできない社会はカンベンです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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