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テーマ:仕事しごとシゴト(23720)
カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
頼んだわけでもないのに、勝手に130万円の壁とか、
いろいろこしらえて、専業主婦という枠を設け、そこに 女性を押し込め、子育てやら家事やら介護やら地域のこ とやら、おおよそカネになりそうもないことのほとんどを 押し付け、あげく、 「ずるい」とか、「世間のお荷物」とか、「三食昼寝付き」 とか弱いものいじめみたいなことを言っている、 そんな人が嫌いだ。 働くことがそんなにエライのか?と、鼻で笑いたくなる。 そんな人たちには、 「こんな制度、別にいりません」と、 返上するのが一番だ。 「いらないから、放っておいて。他人の生き方に文句つけないで」 と、言いたい。 それができないで、 「家事だって育児だって大事な仕事だ」 とか言っていても、議論は永遠に平行線だ。 それにしても、そんな質問者の、失礼さを承知で、本質の 部分で答えを書いてくれたみなさん、ありがとうございます。 逃げないで、ちゃんと考えてくれたことに、感謝します。 「制度が変」って言ってもらえて安心しました。 制度は温存。負担がこれ以上増えるのはいや。 かつ子育て支援はプラスね・・・っては、 いくらなんでも、わたし、言えないっす。 ・・・・・ でも、 「扶養の範囲ないでぇー」と、自分の力を出し切らない そこそこでOKの人と、 「今は、扶養の範囲に入っちゃってるけど、いつかその 壁を越えて、納税したい、保険料払いたい」 と、思っている人は、同じ扶養の範囲に入っていても、 まったく違うことにも注目したい。 130万円超えないように、年末近くなると、パート休んだ りして職場に迷惑かける人、育児休業をしっかりとって、 復帰前に辞める人(知らなかったが、かなりの数に上るら しい。辞めるんだったら、休業にはいる前に辞めてほしい)。 そんな人の話を聞くと、やっぱりげんなりする。 「だから女はダメなんだ」って言う人の顔が浮かぶ。 子育ても家事もろくにできないやつに、そんなこと言わせ たくない。 だから、しごとで見せたいと、やっぱり思う。 幸いなことに、わたしの周りには、 「そこそこでいい」 「もらえるものはもらわないと損」 的なさもしい発想の人はいない。 それがうれしいし、心地よい。 自分の生きる環境は清めたいし、整えたいからね。 扶養の範囲とか、範囲外とか、そういう「評価」 で人を見るんじゃなくて、 別のところに、かなりシビアな、でもわかりやすい、 人間性の「評価」ができそうにも思えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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