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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
さっそくトラックバックつけてくださったみなさん、
ありがとうございます! 引き続き、子どもの安全に関する意見・異見、どうぞよろし くお願いいたします!! 今日は、10年後の新宿の基本構想を考える、新宿区民会議 の分科会でした。 大雨が降っていたこともあって、こじんまりした人数構成で したが。活発に意見交換ができ、久々に来て下さった汐見先生 の安定感に、ホーッ(あたしゃ、まだまだ丁稚だよ)。 6月末の提出に向けて、集約していく作業が必要になってきて、 何を残す、何をまとめる?といった議論が中心でした。 そこで出てきたのが、新宿区独自の子どもの権利条例を つくるってのを盛り込めないかという話です。 「条例作るってか? マジ?」 と、内心、前のめりだったわたし。 これって、結構大変よ~。 折りしも、午前中は埼玉県鷲宮町でワークショップ付きの 講座をさせてもらって、『子どもによる子どものための 子どもの権利条約』(小学館)の紹介をさせてもらった ばかりでした。 「ぼくら子どもについて 大人が何かするときは、 ぼくら子どもにいちばんいいように、 ということをまず考えてほしい。」 子どもの権利条約第3条「児童の最善の利益」について より 第1分科会の総意を他の分科会に伝える起草委員会の 委員でもあるわたしの、しごとが、ひとつ決まったな。 と、思いました。 ・・・・・・・・・・・・・・ 「子どもの最善の利益」のために、家族の誰かひとりが 犠牲になるようなことがあってはならないと思う。 それは、子どもの望むことでもないと思う。 子どもの最善の利益が尊重され、認められ、実践される 家庭環境、地域環境、社会環境のためには、すべての大人 がやらねばならないことがらを持っていると、わたしは思う。 母親一人に責を負わせ、 母親一人が自分の人生を犠牲にして、 子育てに専念することが、「子どもの最善の利益」を 認めることではない。 まず、社会は、父親が子育てに主体的に関われるための 時間と、知識とスキルを提供するべきだ。 地域は、子育てしている家庭を支えるべきだ。 「子ども産んでないから」 「うちの子もう大きくなったから」 「あの子は、うちの子じゃないから」 みたいな、ひとごとにしないで、 わたしに、何ができるのか、を、みんなが考える必要が あると、思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 16, 2006 10:39:41 PM
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