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カテゴリ:飛び入り参加。賛同人のコーナー
先週、信州安曇野に行って来ました。1泊2日の走り旅で
したが、息子と二人、森に遊びました。 自然は疲れた心を助けてくれます。 何となく頬がゆるみ、暗くなったら当たり前のように瞼が 落ちてくる。 田圃の中にあるちひろ美術館のテラスで、身体がすぽっと 収まる木の椅子を見つけ、窓越し斜め45度の曇り空をそこ から眺めていました。 2時間ぐらい、だったでしょうか。 その間、息子は図書室で絵本に熱中していました。とのこ となのですが、ひょっとしたら、母親の私に、ひとりの時間 をくれようとしていたのかもしれません。そんな間合いでした。 美術館の庭に、小川を引き込んだ小さな池があります。 水が澄んでして、よく見ると、めだかや貝や、ちいさな生 き物がたくさんいます。 リョウタは美術館の香川さんというお兄さん(か、オジサ ンか不明。独身。虫をこよなく愛する人)と仲良くなり、 水の中の「いのち」について、いろいろと教えて貰ったよう です。 で、かえりがけ、おみやげをいただきました。 それが、コオイムシ。 コオイムシは子負い虫とも書きます。水棲昆虫で、メスが 卵をオスの背に産み付け、オスが子育てをするところからつ けられた名前みたいですね。 池の石の裏にいたからと、一緒につかまえたのをペットボ トルに入れて持たせてくれたのですが、飼い方が難儀です。 動く生き物を餌として与えること。アンモニアの強い真っ 黒なオシッコをするので毎日水を換えること。 え・・・・・ 動く生き物、って? 「たとえば、メダカなんかいいですね。」 我が家には、卵から育ててるメダカがいますが、それを食 わせるわけにはいきません。 「じゃあ、ダンゴムシ。あ、でも、動くものにしか反応しない から、おぼれ死んだら、もうもう喰わないなあ。」 ど、どうすればいいのでしょう。 息子は見慣れない虫を手に入れて、ただただ喜んでいます。 水の中で寛ろぐ(あ、これは私にそう見えただけ)甲虫、な るものを見たのも初めてですから、そりゃ、愉快だわな。 ママ、これ、じゅんぜつめつきぐしゅ、なんだって。 準絶滅危惧種??? そんなもの、連れて帰っていいのでしょうか。いい、と言わ れました。2,3日したら脱皮しますのでよろしく、とも。 それにつけても、です。オスが子を負うて育てる虫が絶滅寸 前というのは、ちょっと複雑です。お願いしますよ、男子! で、その虫を、つがいじゃなくて、性別も判らない一匹連れ てきてちゃって、誰に向かって言っているのか自分でもよく分 からないのだけど、ごめんなさい。 大切に育てます。 せっかくだから、4つ葉プロジェクトのシンボル虫にすると いうのは、いかがでしょうか。 却下? あ、そう。^-^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 6, 2006 08:31:24 AM
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