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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
播磨の勉強会を開催してくださるみなさんが、わたしのこ
とを書いてくださっています。 ありがとうございます。 一生懸命ぶりが伝わって、この、心意気がうれしいです。 人数は何人になってもいいですよ。 数人程度のミーティングみたいになったとしても。 そこから、はじまる のだから。 (ってゆーか、始めてもらわないと、ねえ。わたしが 行くのですから) むかし、といっても5年ぐらい前ですが、NPOには講師を 呼ぶお金がなくて、わたしはどこか別のところから資金を調 達し、取材と称して先方に出向くしかありませんでした。 そのうち、NPOのみなさんが力をつけ、地域のなかで実績を 持つようになったので、自ら助成金事業を企画・実践するよう になり、わたしを呼んでくださるようになりました。 考えてみると、それだけでもすごいことだ。 今、4つ葉プロジェクトの活動自体で、わたしは動くことが できず(さすがに交通費・講師料全部こちら持ちってわけに はいきませんからね)、 そうした子育て支援関係の講演で呼んでもらった先で、 「夜、人を集めて4つ葉の話、させてくれない??」 とか言って、そこでお話させてもらったりしています。 (もっと戦略的に動きたいんだけど・・・ううう) ・・・・・・・・・・・・ ここのところ、ちょっとピリピリしているのは、 行政の動きがあまりにも早く、社会の動きも結構早く、 NPOが追いついていないのが、はっきりわかるからです。 (内心、地域の課題を掘り起こすのもイイけど、 その課題を解決できるだけの力が、NPOにあるんかい? 「早くつけてくれー」と、思ったりしています) でも、それはみんな、タイミングの問題で、気づく人は もう気づいて動いているし。 ちゃんと自分と自分の団体の基盤整備を怠っていないし。 とにかく、評論家みたいに、批評しているヒマがあったら、 もっと建設的に、今、わたしができること わたしにしかできないことを、するしかない、と 結局、そういうことなのですね。 できることとは何かというと、わたしが見て聞いて、アク ションを起こして、感じたこと、考えたこと、そのプロセ スをお話する以外にない、と思っています。 それを聞いて、納得していただきたいのは、 誰かが変えてくれるのを待っている限り、絶対変わらない。 自分が変わる、変えるしかない。 個人の「思い」には限界がある。 それをどこまで、社会化できるか、一般化できるか、組織化 できるか。 ってことに尽きると思います。 先日、今抱えている仕事について整理をしたところ、 わたしのやっていることは、すべて、4つ葉そのものだとい うことが、わかりました。 だから、播磨のみなさんは、「4つ葉プロジェクト」にとら われず、 ・杉山はなんで、こんなことに夢中になっているのか? とか、 ・「少子化対策」と「子育て支援」と「男女共同参画」を わかりやすく整理してくれー とか、 ・「専業主婦」って何ですか? とか、 ・東京で、国の動きの最先端がわかる人は、そりゃ、敏感にも なるだろうけど、地方で敷居の高い行政相手に、「年金」 「介護」「医療」に「子ども・子育て」とか言っても、全然 ぴんとこないけど、どうするの? とか、 ・日々の暮らしで一杯一杯なのに、どうして、そんな面倒な ことを考えなければならないのですか? とか、 そういうことからスタートしていただいて、全然構わないと 思います。 (うちの子の歯がなかなか生えなくて困っています・・・ とかいう質問をされても、答えませんけどね。尋ねる相手を セレクトしてねって思うから) ・・・・・・・・・・ このごろ、つくづく、30代の生き方が 40代をかたちづくると、思います。 わたしは、30代は、子どもを育て、働き、考え、来るもの 拒まずで引き受けてきたことだけは自信があります。 そのつど、悩んだり、落ち込んだり、「そんなことに意味が あるのか」と思ったり、「仕事なくなったらどうしよう」と 思ったりしましたが、常に前を向いていました。 誰の真似でもない、オリジナルの動きを心がけました。 そうやってやってきたから、いまがあるんだなあと 思っています。 そして、 30代には、たぶん、感じなかった、思わなかった、 やらなかったことを、 今、感じるし、思っているし、やっています。 それが、できることが、うれしいし、楽しい。 できたことは、もうできるんだから、もういいんです。 いつも同じことしないで、 次は別のことをしよう。 そうやって、「できる」ことを増やそう! なんか、独白で、酔っ払いの文章みたいですね。 そんな感じデス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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