|
カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
電車の中でしか読めないので、なかなか進まないのだ
けど、江副さんの『リクルートの遺伝子』の続き。 東大学生時代から、学生新聞の広告取りを仕事にして いた江副さん。当時から、もうかってもうかって仕方が なかったんだそうだ。 で、求人広告だけの雑誌を出そうということになり、 リクルートの前身の「日本リクルートメントセンター」 を立ち上げた。 創刊時こそ、苦労されたようだが、その後は、 またもやもうかってもうかって・・・という状況 だったようだ。 もうかるツボは、本書を読んでいただくとして、 (はっきり言って、かなり参考になります。思い切り アンダーラインを引いてしまいました) しかし、「そのまままねしてもたぶんシングルヒット ぐらいは飛ばせるかもしれないけど、ホームランには ならないだろうな」 と、 電車を降りるときハタと気づいた。 だって、江副さんがイケイケだったときは、高度 経済成長期だったんだから。 うまく波に乗りさえずれば、のぼりつめることが できた時代だったのだから。 あああ。時代が違う! 確かに2007年問題とかで求人は、今でもしば らくはイケるかもしれない。 海外の、これから高度経済成長する国に出稼ぎに 行って、かつての日本のノウハウを伝授して、 荒稼ぎすることも、あるいはできるのかもしれないし、 たぶん、やっている人もいるのだろう。 うーん。 わたしのやりたいことは・・・ そういうことではたぶんないんじゃないかと 思う。 少子高齢化社会で、本質をじっとみつめれば、 これまでのやり方が通用しなくなっている、この 国で何ができるのかを考えたいのだ。 本書も最後まで読んだら、違う表情の江副さんに 出会えるのかもしれないので、途中の雑感。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最近、チェック中のクリエーター「佐藤可士和」 さんの本を青山ブックセンターで購入。 彼の仕事について言えば、わたしはまんま、 「消費者」だ。 対案なんか出せっこないし、 出されたものを、そのまま、よければ受け取るし、 気に入らなければ、視界に入れない。 でも、だされた作品はどれもとってもレベルが 高くて、見ているだけで、元気が出てくる。 クリエーターとして「スゲー」。 次は何をしてくれるのかな? そうくるかぁ的な、 消費者としての自分を感じる。 (ごめんね) 「商品」については、そうだが、彼の仕事の仕方 には、かなり興味がある。 なんだろ、江副さんといい、佐藤さんといい、 発想や考え方が、たぶん、気になるのだと思う。 ・・・・・・・ 今日は、六本木ヒルズのテレビ朝日で「いきいき夢 キラリ」の番組審査の仕事だった。 時間を間違えて早く到着してしまったので、 事務局担当の女性と話をする。 「わたし、やりたいことがあるんです」 「へー。夢キラには夢を追いかけてがんばっている人が たくさん出てくるから、刺激になるんじゃない?」 「そうなんですよ。成功したら、ぜひ番組で取り上げて ください」 なんて話をした。 うまくいくといいね。 桜が満開。 ハッピー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 2, 2007 09:11:40 PM
コメント(0) | コメントを書く
[杉山千佳(子育て環境研究所)] カテゴリの最新記事
|
|