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カテゴリ:杉山千佳(子育て環境研究所)
「わたしたちはチームなんですから」
って確か、言ってたよなー。何度も、何度も。 それって、わたしに「チームの一員になれ」って ことだったのかなあ。 だったら、「チームの一員」としての扱いを してくれないと、そんなことできないよ。 最後に「チームの一員」と言ってから、もう何ヶ月 もたつけど、それっきり、連絡はぷっつり(笑)。 自分の都合で、「ええ?これから来いって??」 という無作法なお願いは 結構なさる方でしたが。 「チーム」ねえ・・・。 わたしの知っているチームは、「リブラ」とか「とう きょう子育てねっと」とか「4つ葉プロジェクト」とか 「わたしたち、チームだよね!!」 って念押ししなくても、きちんと「チーム」だけどなあ。 ・・・・・・・・・・・・・ 「俺たち夫婦だろ?」 「俺たち家族だろ?」 って、たぶん、平気で言ってるんだろうなあ。 そういう人は。 カタチをつくったら、「夫婦」ができあがったり、 「家族」ができあがったり (そこに「理想の」と入れてあげようか)、 放っておいても出来上がると妄想しているんだろ うね、きっと。 知らなかった? 「親子」とか「恋人同士」とか、「仲間」 とか、「絆」とか どんな「名前」をつけたところで、 もろいものなの。 人間関係なんて。 だから、何度も何度も繰り返し、注意深く、 ほころびを直しながら、築き上げていか なければならないものなんだよ、本当は。 それもしないで(できないで)、 名前や名詞をつけて安心しないで。 「信頼」 って知ってる? もうちょっと言葉に対して、デリカシーを持って もらいたい。 わたしは、丁寧に扱うつもりだから、 あなたもわたしと同じように扱っていると 錯覚して、わたし「チーム」の一員になるよう 努力してた。 あれは、「うそ」でしたね。 努力していたのは、わたしだけ でしたね。 ・・・・・・・・・・・・ 戦後日本の教育界は、欧米に追いつけ追い越せで、 ひたすら「事務処理能力(あるいは情報処理能力)」 の高い人材を量産し、産業界に送り込んできた。 ところが、日本は「処理力の高いサラリーマン」は 育てたが「自分のアタマで考え自治を行う市民」を 育てきれなかった。 藤原さんの「公教育の未来」を久々に読み返して、 藤原さん、「自分のアタマで考え自治を行う市民」 なんて、夢のまた夢です(涙)。 と思った。 うそ、つかないでほしいのよね。 誠実に仕事してほしいのよね。 それは、いまさら、アホらしくて教えてさしあげる のも、なんだけど、 仕事をする大人同士の(あなたがたが言うところの 「チーム」(?)の)、 「最低限のルール」でしょう。 子どもが見てるし。 大人なんだから、 恥ずかしい仕事、しないでね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 28, 2007 08:24:18 AM
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