|
英国冒険の旅の第一弾を書いてから三週間もたってしまいました。。。
さて、前回英国冒険の旅1のつづきを、、、。 (冒険その1はこちらから) 24年ぶりの再会までミルクティーを飲みながら待つこと20分。 急な思いがけない展開に、これから起ころうとしていることが未だ信じられない。 ボーッと窓から通りを眺めるうちに時間が過ぎた。 約束の時間少し前に店を後にし、以前住んでいた家の前へ。。。 本当に来るかなぁ~(不安) 来るっていうんだから来るよなぁ~ あ、あの車???(ドキドキドキ) 違うな、、、。(ふ~ッ) ん?この車じゃ????(バクバクバク) ち、ちがった、、。 こんな心境って何年ぶりだろう。 初デートの待ち合わせみたいだ。 相手はどんな風になってるだろう? 年とってるよな、、自分もだけど。。。 しばらくしてまた車が一台。 運転席から手を思いっきり振ってる。 あ、きっとあれだ!!! 後ろに誰も人はいないしっ! 来たぁーーーっ!!本当に来たっ! 運転席から飛び出たキャロルと私は お互いに「確かにあなたよっ!」ってカンジで、 マンマミーアって具合に大きく開いた口を手で覆って、 次の瞬間には、抱き合っていた。(ヒシッ!ハグッ!)) ウルウルモード全開 時が繋がっているのを感じる。 生きているってことを感じる。 あの時の自分があって今があるのを確かめるような感じ。 気持ちが少し落ち着いたところで、彼女と一緒に下校のお出迎えに小学校に歩いて向かった。 校庭にはお出迎えの(おそらく)親御さんで溢れている。 私たちが到着すると数人の子どもたちが 「キャロールッ!」と言いながら駆け寄ってきた。 タイミングよくキャロルは手提げ袋をカパッと開いたら、 中には袋イッパイのキャンディ。 ん?これがお目当てだったの?? 「キャロルもらっていい?」 「いいわよ~、スージー」 「ありがとう!あのねあのね、今日はね・・・」 キャンディを手にした子どもたちがいっせいに喋り出す。 いったい何人の子のお出迎えなのだ?と思ったら、 5年生の双子ちゃんと2年生の女の子の3人らしい。 後部座席に乗った子どもたちにも全員シートベルトをして 引越し先のおうちへ出発。 キャロルは相変わらずよく喋る。 黒柳徹子かうつみみどり並だ。 時間が一気に昔に舞い戻ったカンジがする。 子どもたちは、家に着いたら裏庭へ直行。 彼女の孫も来ていて一緒に遊びだした。 勝手知ったるおうち、というカンジだけど、 「ね、キャロル、これ使っていい?」 「いいわよ、でも使ったら元のところに戻しておいてね」 と、ちゃんとお断りを入れるところが礼儀正しさを感じる。 週二日こうやってキャロルが朝の送りと出迎えをしているそうだ。 ファミサポのようなシステムなのかな?と聞いてみると、 「以前近所に住んでたことがあったのが縁なの。、市の登録制度とかじゃないの。登録制だと警察は調べに来るわ、アレコレ聞かれるし、あまりいい気分じゃないしね。」 もう5年続いているらしい。 夕食も準備してるからびっくり。 賑やかに子ども4人が食べ始めた。 その風景は、私が24年前に見た風景そのもの。 当時4人の息子の年齢もちょうど、同じころ。 息子たちに言っていたのと全くおんなじように 「食事中は静かにしてチョーダ~イッ」 と、テーブルマナーには小うるさい。 けれど愛情豊かな言葉だ。 Please, please....,boys & girls! 4人いた子どもは、みな結婚して、次男はオーストラリアに、末っ子はフランスに、三男は車で1時間くらいのところにいて毎週仕事の帰りに寄っている。(この時も会えたけど、Pretty Boyだったのがみごとなオジサンだった!) 近くに住んでいる長男夫婦と孫が今年末にオーストラリアに移住してしまうそうで、当初ひどく落胆して何もする気にならなかったとか。 日本からするとブラジルに相当するくらい遠い国だし、やっぱり初孫はかわいいのか。。。 気を取り直して、年末にはまたドーバー沿いの街に引っ越して、これからの人生エンジョイするわと前向きに。 それにしても、そこに越してたらもう永久に会うことはかなわなかった! 本当にいいタイミングで再会できた!! ホームステイとして受け入れた海外留学生は40人近く。 時折、私のように、久しぶりに訪れてくる人もいるらしい。 「うちにずっといる主人と2人だと息がつまるしね」と、子どもたちを預かる訳をウィンクしながら話す彼女。 引越した先でも、きっとこんな風に賑やかなウチになるんだろうな。 暮らしの延長線上にある支えあい。 ホームスタートも、こんなカンジなのかな、と、 思いかけず再会した彼女から、とてもタイムリーなメッセージをもらった気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 25, 2007 02:50:38 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|