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カテゴリ:飛び入り参加。賛同人のコーナー
こんにちは、高校生の母です。
娘を身ごもったとき、高校時代からの親友が こう言ってお祝いしてくれました。 「自分が50歳になったとき、 わが子が17歳になっているなんて素敵じゃない! 」 彼女は京都で画廊を経営する傍ら、 大学で講座を受け持ち、 国際的な芸術プロジェクトにも参加しています。 自分でも作品を作っていたのだけれど、 いつの間にか、若い才能を応援する側に立っていました。 独身なので、子どもはいません。 その代わり、たくさんの若い才能に囲まれ、 育てています。 17年前に彼女が贈ってくれた言葉は 今年、現実のこととなります。 さて、どんな50歳、17歳になっていることやら。 妊娠中、罰当たりなことに 「高校生ぐらいに成長して生まれて来てくれないかな」 と考えていましたが、 手術室でちっちゃなちっちゃな姿を見せてもらって以来、 一緒に過ごして来られて、実に楽しく面白かった。 子どもは、ある時期からの自分が生きて来た 軌跡のような側面がありますね。 彼らの中には、親と暮らした日々の記憶が ぎゅっと詰まっている。 いまだに寝顔が小さい頃と変わらないので、 こっそり眺めるのも、親ならではの楽しみ。 けれども、話すことも行動することも かなりまともになってきて。 今では、それを頼もしく感じる反面、 なんだかつまらないとさえ思うことがあります。 * * * * * 杉山さんから「わたしのものがたりを書いて」と言われ、 抵抗したのですが、屈してしまい(笑)、 この8年間を振り返ってみました。 ちょうど現在の杉山さんと同じ年齢から、 ものがたりは始まります。 ということは40代の総括みたいな感じ? 公表を前提として私事を書こうとすると、 書けないことがたくさんあることに気づきます。 もう、すねはキズだらけだし、 内緒にしていることは山ほどあるし、 誰かを傷つける可能性のあることも出て来る。 なかなか難しい。 自分自身のことなのに、 前後関係が分からなくなってしまうこともあります。 何で確認したかと言えば、 関わっている公的機関の年間報告書や 同じく関わった広報誌など。 夫と「もう何年スキーに行ってないかなあ」 なんていう雑談をしているときでさえ、 年間報告書を持ち出して確認しますからね、私。 そこに書かれていることを読めば思い出せる。 備忘録みたいに使えるんです。 やっぱり何ごとも記録しておくのが一番だなあ。 とは言え、いちいち確認しすぎ? 職業病かもしれない。 「わたしのものがたり」には、 もちろん娘のことも出てきます。 ことの次第を本人に確かめたら面白いことが判明して、 随分前に立てた仮説を裏付けるような結果となりました。 それについては、ここでは書きません。 * * * * * NPOの皆さんも、 年度末は報告書の作成に追われていらっしゃるはず。 今年も、そろそろ始まりますね。 「どうして、こんなややこしいものを 作らなくちゃいけないんだ」 という悲鳴が聞こえてきそうだけれど、 それは後に貴重な記録、財産になるでしょう。 税金の申告書も書かなくちゃ、でした。 これだって、昨年一年間を振り返る よいきっかけになるでしょ? そうそう、ご家族が医療を受けたときの領収書は 年ごとにまとめて保管しておいてくださいね。 役に立つ時が来るかもしれません。 (と、いきなり社会保障関係の豆知識) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 30, 2008 03:27:55 PM
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