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カテゴリ:子育て支援総合コーディネーター草薙めぐみ
香川@子育てネットくすくす 草薙です。
今日は子育てひろば全国セミナー登壇で京都にいます。 京都には全国から熱い子育て支援者たちがあつまり、 みんなであつーいトークを繰り広げています。 さて、少し前の話し逆戻りますが… このお盆休みは2年前から関わっている虐待のケース対応で 大きな事件に発展するかもしれない!ということで大変でした。 以前から児相や医療機関、家庭児童相談員、保健師 ひろばスタッフと密に連絡を取りあい、 子どもが通う保育所、幼稚園、小学校にも 一部情報提供を行い、それぞれ自分の役割を確認しあいながら その家庭をみんなで見守っていた。 彼女は医療機関からつながってきたケースで ひろばを身近な自分の居場所だと思ってくれていて 何かある度に心のモヤモヤを吐き出しに来てくれている お盆前から携帯に何度か連絡していたので お盆明けにひょっこり現れた (こちらとしてはハラハラ×2していたので…) 彼女からは、生活の苦しさ(母子家庭)や仕事のこと 上手くいかない子育ての悩み等、もろもろの話がでてきた。 私は「そうだよね そうだよね…」と話を聞き、 現状確認をしながら、今までの信頼関係の上で 「自分のモヤモヤを子どもにぶつけてはいない?大丈夫?」 という本題にも触れ、話をしました。 今の子育て家庭が置かれている現状を考えてみても 虐待の問題は決して他人事ではない。 どこの家庭で起こってもおかしくないし 今の多様な子育て家庭が置かれている現状を 地域社会が真剣にどう受け止めていくのか?! まず、現場では他機関同士の連携は勿論のことだけど ○○機関が関わってくれているだろう… ○○さんがやってくれているだろう… と、他力本願?!状態では困ってしまう! 他機関と連携する中で大事なことは 責任の押し付け合いではなく 情報共有する中でどこが主にになって動いていくのか 役割分担を確認しあいそれぞれの責任のもと 時にはぶつかりあうこともあるけど 小さな子どもの命がかかわっているのだということを それぞれが肝に命じて関わらなければいけない 現場にいていつも思うのは… ひとつひとつの資源がつながって きちんと稼働できるネットワークの有無や いろんなカタチを受けとめる器が地域の中にあるかないか この地域格差によって 子育て家庭の安心度=子どもの明るい豊かな未来を 左右してしまっているのだとつくづく思うのです。 (地域のファシリ=子育て支援総合コーディネーターは必要です!) これから政党が変わり どう、子育て支援事情もどう変化していくのか 正直、とても不安ですが… とにかく、現場からの声を発信し続けていきたい!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 6, 2009 02:02:00 AM
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