REC/レック2
あの惨劇の続きを観る勇気があるか―久しぶりに映画批評です。本当に更新する暇がないぐらい学校が忙しいです。でもこの作品だけは観ておきたかったのでDVDを購入しました。最近、映画界でポイント・オブ・ビュー方式(POV)が流行ってきてます。全世界に衝撃を与えたスペイン発のパニック・ホラー『REC/レック』の続編。レックという映画が当時、密かにブログやB級映画のコミュニティで話題でした。なにやらFPSのシューティングゲームの視点で映画が進んでゆくらしい。すぐにグーグルで検索したらすごく怖そうなゾンビ映画だったのでレンタルしてみたら、これがまた大当たりですごく面白かったです。今回はその続編が出たと言うのですぐに鑑賞しました。物語は宣伝のとおり、前作が終わった後の直後から始まります。ゾンビ汚染が広がったとあるアパートにスペインの特殊部隊が突入していきます。突入したはいいけど、少しゾンビに襲われただけで仲間割れをします。まあゾンビ映画は基本、仲間割れのせいで次々と仲間がやられていきますよね。隊員のヘルメットには小型カメラが搭載されていてあらゆる視界が確認できます。そのカメラに突然、走ってきたゾンビが映り込んだりしてびっくりするんです。その他、前作と同様に暗視装置の視点があり画面が緑に染まります。真っ暗闇に電気を消して飛び込んでいくのですが怖くて見ていられません。ある意味、彼らは命知らずである。お気に入りのシーンは暗闇ダクトで調べ物をしているときに襲ってくる子供たちですね。あれは逃げようがない。現実なら怖すぎて足が動かないレベル。というかあんなに早くハイハイできるのが面白いですね。ここまで続編をまとめきれたのは正直すごいと思います。どうしても続編ってグダグダになってくるんですけどこの作品はどこまでもストーリーが続いていくんです。小さなシーンにもすごく気を使っていますね。嬉しいことに3の製作は既に決定しています。なんと3Dです。アバターを超えることはできるのでしょうか?一応、続編があるっぽい終わり方をしていますよ。次回作は恐らくアパートから病院か市街地に移ります。楽しみですね~! 見るなら絶対スペイン版をオススメします。米国リメイクはあまり怖くない。【ストーリー】完全隔離された伝染病の発生源であるアパート。医師と警官隊がヘルメットにCCDカメラを装着し、感染の深層部であるアパートの最上階に向かう。しかし、次々に仲間たちが感染。閉鎖されたアパートの中で凶暴化した仲間におびえ、精神的に追い詰められながら、彼らはあるものを目にする。というか相変わらずあのレポーターかわいいなぁ。→→