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やすらぎへの道

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2005.01.13
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何度か伊豆に通っているうちに、いい物件が見つかった。

元国鉄の保養所だったところで、今は民間の企業が温泉旅館として使っているところだった。

大きな温泉が付いていて、広い大広間もあり、個室に使えそうな小さな間取りの部屋が何室かあった。

特に気に入ったのが屋上からの眺めでで、目の前に海に浮かぶ大島や大室山が見渡せる絶景の眺めだった。

ここに露天風呂を作ったら、さぞ気持ちいいだろう。

ゲストの方もきっと喜んでくれるに違いない。

そんなことを考えていると夢が膨らんできた。

話が具体的になってきたので、小淵沢のフォルスを売却したいと不動産屋に頼んでみた。

思いがけずにすぐに見たいという方が現れた。

その人はなんと伊豆で高級旅館をやっている社長さんだった。

一目見て気に入ったらしく、話はとんとん拍子で進んでいった。

小淵沢の施設を伊豆の方に売って、伊豆に移転するというのも、何かご縁を感じるものがあった。

話が進むときには、一気に進むもので、それから伊豆の物件の方も急に具体的になってきた。

何度か不動産屋や銀行との交渉を重ね、なんとか契約に持ち込めることになった。

両方の物件の契約が決まり、さらに処理しなければいけないことが多くなった。

関連の役所への手続き、引越しの準備、改装工事の打ち合わせ、出入り業者の選択などなど・・・。

伊豆の施設はもともと国鉄が作った建物なので、基本的な作りはしっかりしていた。

しかし、築30年以上経っているので、さすがにつくりの古さは隠せない。

改装は旅館の改装を専門に手がける設計士の先生にお願いすることにした。

「和風とアジアの雰囲気をミックスさせた、くつろげる空間にしたいんです」とお願いした。

設計士の先生もこのような施設は始めての経験だったらしく、いろんなアイディアを出してやってくれた。





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最終更新日  2005.01.16 14:36:14
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