校歌の思い出
久々に会った知り合いと高校時代の話になりました。いろんな話をしていくうちに高校時代の話になったのですが、30代の彼は高校時代の思い出は、校歌にまつわる話だとだと言うのです。音楽の先生が、「我が校の校歌は、普通の校歌には使われがちな私たちの街の地名が一切入っていません。それはかなり珍しいことなのです。この校歌への思いをいつも忘れずにいてほしいです。」という話をされたそうです。かなり長い歌詞の校歌ですが、今でも完璧に歌えます、と言ってちょっと遠い眼になりました。なんだか素敵だな、と素直に感動しました。30歳過ぎても校歌への思いを持ち続けられる、そのことがいいなあと思うのです。 その高校は、私の姉や妻も出ているので、私もその校歌は知っていました。姉や妻もこの校歌は好きだった、という話をしていたことがあります。卒業生にこれほど愛される校歌をもっている高校はそんな多くはないのではないでしょうか。たまにですが、その知人と会うたびに校歌の話になるかもしれません。