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ほんとの日々

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2019年04月01日
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各喫茶店、たくさんの方のご協力のもと、
今年も読ませていただけることとなりました。

「二十歳の原点」でのソロ公演のご案内です。



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朗読『二十歳の原点』

原作 高野悦子



            独りであること、未熟であること、
                    これが私の二十歳の原点である。



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高野悦子 (1949-1969)

昭和24年1月2日、栃木県生まれ。
昭和42年、立命館大学文学部史学科に入学、
京都府で下宿生活を始める。
昭和44年6月24日未明、20歳6ヶ月で鉄道自殺。
中学校2年生から大学ノートに書き続けていた日記が
父親によって整理され、「二十歳の原点」「二十歳の原点序章」
「二十歳の原点ノート」として刊行、ベストセラーに。


この公演では、高野悦子が20歳を迎えた昭和44年1月2日記から、
死の前々日であった6月22日までの軌跡を、朗読でたどります。
会場は、悦子が生きた時代から続いている喫茶店、
日記に登場する愛読書の数多くが並ぶ読書館、
京都の喫茶「しあんくれーる」を彷彿とさせる名曲喫茶。


                    ――― 今宵、彼女の残した心の花が、
                 一杯の珈琲と共にそっと薫り立ちますように。



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2019年

●6/8(土)19時開演 

【阿佐ヶ谷】 名曲喫茶ヴィオロン 1000円


●6/14(金)20時30分開演
※ 例年よりも30分遅い開演です ※
 
【高円寺】 アール座読書館 2000円


  ●6/23(日)18時開演 

【国分寺】 名曲喫茶でんえん 2000円



開場は開演の30分前です。
なお準備の都合上、開演15分前までにご来場下さい。
各回、喫茶店の趣と演出が異なります。
詳しくはお問い合わせ下さい。



ご予約・お問い合わせ、チラシの送付などは 
kirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jp へお寄せ下さい



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制作日誌はおいおいと。

( 今までの記録は こちらのカテゴリ からご覧いただけます。)


今年の開催も、やっぱり悩みました。

私は、この作品に向き合うたびに、
自分の未熟さと孤独にも、向き合うことになります。

また以前、故人の身内の方がおっしゃっていた
「あなたはこの本が声に出せるだけでもえらい」という言葉が
ずっと心に残っていまして

「原点」を読むことは
「重く受け止めなくちゃいけないこと」だと思っているからです。


会場の店主さん達の「今年はいつにする?」
お客様からいただく「原点、楽しみにしています」


そして思い出す、

「あなたのように共感を持って読んで下さるのでしたら
 故人にお友達ができるようですもの」


今年も、たくさんの方の思いに支えられての決行です。


でも、結局は私が、読みたいのです。

そして私が読みたいのは、私が聴きたい言葉。


今度はどんな、悦子に出会えるんだろう。


この作品に取り組まなかったら出会えなかった方も
もうたくさんいらっしゃいますね。

悦子が亡くなって50年。

この公演も15年という節目の年ですが、
気負わず、あせらず、

空っぽになって取り組みます。


彼女の言葉が、
あなたの心に響きますように。

そして、彼女にたくさんの「お友達」ができますように。


ご来場お待ちしております。








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最終更新日  2019年04月01日 09時00分16秒
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