カテゴリ:読書
明治座で観てきました。忠臣蔵好きの雄策にはハズせないお芝居です。
だけど、あんまり面白くなかったなぁ。他のお客さんのノリも悪かったし、全体に盛り上がりに欠けてました。 といっても、お芝居自体が内蔵助が江戸に下ろうというあたりから始まったので、忠臣蔵の粗筋を知らないヒトには訳わかんなかったかも・・・・。せめて「松の廊下」ぐらいは入れといて欲しかったです。 あと、「りく(内蔵助の妻)」が出て来すぎ!。 自分もあんまり知ってる方ではないけれど、彼女が江戸に出てくるという設定は初めてでした。まぁそれくらいしないと忠臣蔵は男ばっかりの芝居になっちゃいますからねぇ。う~ん。三田佳子がキャスティングされてるから江戸にでも出てきてもらわないと間尺も合わないでしょうし。 その他、時間の関係もあるんでしょうけど、2つのエピソードがくっついちゃったりして端折り過ぎよ!フン マツケンの内蔵助は格好良すぎ。小説なんかで読むと結構色白のぽっちゃりっていう描写が多いので・・・。やっぱ長谷川一夫がやっちゃったからかなぁ?雄策はNHK大河「元禄繚乱」の勘三郎内蔵助が一番好きですね。とぼけ方なんかもとっても良かった。 藤田まことが架空の人物を演じているのですが、これが非常に良かったです。 あんまり好きな役者さんじゃないんだけれども、やっぱり上手いんですねぇ。 それにしても西郷輝彦演じる堀部安兵衛は討ち入り直前まで総髪だったのが、討入り装束になった途端に月代が剃ってあったのには笑えましたが・・・いつ剃ったのだろう!? 自分が高尚というつもりもないのですが、歌舞伎の方が訳がわかんなくても(イヤホンガイドの力を借りて)、楽しいですね。 全体としては沈みがちだった今回の忠臣蔵ですが、大河ドラマで1年やってもまだ足りないくらいだし、キャスティングも人数(なんせ討入り義士だけで47人!)が多い分お芝居では難しいんだろうなぁ。これからは特別ドラマとかで観るようにしたいと固く心に誓いました(^^;ゞポリポリ ってか、雄策的に忠臣蔵は事前の期待値が高いからどーしても渋い評価をしちゃうんでしょうねぇ 雄策 by cdmaOne お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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