雄策の身辺雑記

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実は幼き(!?)頃やっていた、「ＦＸ」と間違えていたのですが・・・・

ウィキペディアで調べてみたらつい最近の作で、原作に最も近いとか・・・・
テレビ東京の深夜帯に放映されていたみたいですね。

絵がとてもきれいで、うまく昭和２０～３０年代の雰囲気をよく再現していると思います（特に予告編）。

以前記事にした、完全に子供向けの「バビル２世」と違ってコチラは同じ横山作品でも相当重たいです。監督がかなりこだわったようですね。もしかしたらバビルも原作は重たいのかなぁ?

でネタバレにはならないように注意しますが、オープニングとエンディングを除いて鉄人はほとんど活躍しません（オックスの方がよく登場していたかも）。むしろ正太郎クンの精神的な成長記のように感じました。そのせいかリモコンの争奪戦もあまりなかったようです。
「機動警察パトレイバー・劇場版」もそうでしたが・・・・
ロボット物としては視ないほうがよいと思います。

パトレイバーと似ている部分は他にもあってパトでは主人公の泉野明が「コノ子達（犯罪を犯したレイバー）が悪いんじゃない。使った人間が悪いんだ」というような台詞が随所に出てきます。鉄人'04版も正太郎に敷島博士や村雨が「鉄人が兵器か道具か、それは使い方によるんだよ。」「正太郎。お前の使い方をよく見せてもらうぜ」等と正太郎クンに意見をします。

横山先生は鉄人を自衛隊あるいは駐日アメリカ軍に、鉄人の使い手である正太郎を日本国民に見立てたのかもしれませんね。

あまりにも重たく視ててちょっと疲れちゃいましたが一気に全２６話視ちゃいました(^^;
オープニングとエンディングはとてもよくできていましたよ。

それにしても正太郎クンが自動車の運転をしているのはどうみても不自然のような気がするのですが。

それでもとても興味深く見ることができました。なんと今年の春には'04版を下敷きとした劇場版も公開されていたとか。ＤＶＤ買っちゃうかぁ？
あ～、また物欲大魔王が・・・・・