カメラと旅と私
私は旅が大好き。一人でどんどんどこでも行ってしまう。そんな私の旅のお供はやっぱりカメラ。キレイって思った景色や花や自然そして、空とかを写真に収めたくていつもいつも持ち歩いています。ずっと昔のことまだ、学校を卒業してすぐに就職した会社に勤めていた頃、帰りの電車の窓から見た圧倒されるようないわし雲と夕焼けにものすごく感動したのです。でもそのときにカメラを持っていなかったことがすごく悔やまれてそれ以来、どこに行くのもバックの中にはカメラが入っているのでした。今の普段の通勤時には、写真のFUJIFILMのF420。300万画素機なのだけど、独自の補間技術で600万画素相当の写真も撮れるとか。私は「なんちゃって600万画素機」って呼んでますが(笑)。手のひらにすっぽり入る大きさと、スクエアな形が気に入って、1000万画素機時代って言われる今でも愛用しています。一緒に写っている本は、今日買った「カメラ日和」って本。ほとんどのカメラ雑誌とはまったく違う切り口から写真を撮る楽しみを伝えてくれる本。中身も、文字や写真がぎっしり詰まったものではなく適度な行間と、絶妙な「間」を持たした写真のレイアウト。この「間」がその行間と共に、自分の中で写真を撮る楽しみの想像力をかきたてさせてくれます。毎日の生活の中で記憶の中にずっと残しておきたい一瞬一瞬を切り取ってくれるカメラ。普段から持ち歩いていると、だんだん「ものを見る目」が変わってきたことに気がつきました。普段は何気なく見過ごしていた風景や空とか自然とかそして空気感や風の匂い。そういうものに少しずつ敏感になってきたように思います。もちろん、まだまだ写真の腕は上げていかなくちゃならないけれどいろんなことに「感動」する気持ちが出てきました。旅をするとき、日常から離れてそんな感動をたくさんもたらしてくれます。いっぱいの感動を写真に収めて持って帰りたいものです。