２００８年に出版された絵本の数は約１８００冊、１週間当たり約３５冊。

昨日、図書館で見つけた本、「子どもと読みたい！新しい絵本１０００」
この本読んで編集部、ＮＰＯ読書サポート発行の
はじめに、に書いてありました。

３５冊・・・。

「多くの絵本は、ごく短い期間店頭に置かれた後、
出版社の倉庫に逆戻りしてしまいます」
・・・くらくらしました。

はりきって、どんどこ絵本を読んでいる私だって、
１週間に３５冊読破はたいへんなこっちゃ。
作家たちがココロをこめて描いた本が、開かれないまま倉庫に積まれる・・・。

キツイ想像だ・・・。(-_-;)

そんな昨日、「ラストリゾート」Ｊ・パトリック・ルイス文、ロベルト・インノチェンティ絵
という絵本と出あいました。
すんばらしいっ！



この素晴らしい絵本、子ども向け、ではなさそう。
オトナのココロをとんとんとノックする。
この名作、知らない人が多いのだろうな。

いや、私だって、「絵本を描こう！」なんて思わなければ、
こんな勢いで「絵本を読もう！」なんて思わなかった。
「勇気アル挑戦」？？？へのごほうび、みたいなものですね。

１日３５冊。
あまたの幸運に恵まれて出版される本。
その先に待ち受ける、まっくらな倉庫への旅の前に。

であいたいものですね。たくさんの感動に。