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2010.08.21
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カテゴリ:絵本、つくる
今春、逝去された井上ひさしさんの遺作「組曲虐殺」を見ました。
テレビ放送されたのを、ビデオに撮っていたのですが
見るのが恐ろしく、やっと見ました。

「蟹工船」の小林多喜二氏の物語。

いつか、「歴史秘話ヒストリア」でも、取り上げていて、
拷問死後の、無残な写真やデスマスクなども公開していました。
しかし、ふだんの多喜二氏はユーモアにあふれ、楽しい人だったとも。

「組曲虐殺」も、楽しい歌や会話で、なごむシーンがいっぱいありました。
敵役の憲兵たちの、ずっこけな人柄や身の上にも、共感を誘う。
拷問はイメージだけでした。

ほっ・・・。(-_-;)

多喜二氏に出会って、小説を書こうと思いたった憲兵のひとりが、
こんな助言を受けます。
全身で書いているか?、と。

小手先ではなく。
うそっぱちではなく。
全身で。

絵は「腰で描け」という助言があります。
指先だけ、腕だけでもなく、腰まで使えと。
それは、ひいては全身全霊で描けということでしょう。

全身で描く。
全身をくまなく使ったダンスは、見ていて気持ちがいい!
まるで、踊る人の動きが、シンクロするみたい!

・・・絵本だって、そうに違いない。
全身で描く絵本、って?
どんなものになるんだろう?

ううむ。(-_-;)





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Last updated  2010.08.21 08:21:55
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