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2011.02.06
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カテゴリ:絵本、つくる
このところ、毎日、あったかくて青空が美しいです。
宮仕えが終わってから、毎日1時間以上歩いているのですが、
ある程度歩いたところで、いろんな雑念が消えて、爽快な気持ちになってくる。

これ以上の幸福、なんにもいらない!
って気持ちになれるんですよね。
やがて、1時間を過ぎると、だんだんしんどくなるんですけど・・・。(^_^;)

内田樹せんせいのご本、「街場の大学論」角川文庫を読んでいます。
あれ?この本、前にも図書館で借りて読んだかも???
内田せんせいのご本、だいぶん、読みましたから。



しかし、何度読んでもおもしろいので、ふたたび読む。
第7章「研究者に仲間入りするには」という章の、
最初のおはなし「『おれって天才か』と笑みを浮かべる」。

「大学は今、冬の時代であり、大学がつぶれて、
生首を切られて路頭に迷う大学教授があと数年で珍しくなくなる」ときに、
研究者に就くための資質、について語られておりました。

「たとえ才能があっても評価されず、すぐれた業績をあげても
ふさわしいポストが提供されない、という『不条理』に
若手の研究者の過半はこののち耐えなければならない」のです。

大学のせんせいたちって、たいへんなのだなああ・・・。(~_~;)

おはなしの最後らへん。
「四畳半でカップ麺をすすりながら、自分の原稿を読み返して、
『おいおい、おれって天才か。勘弁してくれよ。
そういえば、心なしかおいらを祝福するように、空がやけに青いぜ』と
温かい笑みを浮かべることができるようなタイプの人間だけが、
いまの時代に幸福に生きることができる研究者だろうと私は思う」

くくくくくく・・・。

これって、大学の研究者だけのおはなしじゃないじゃん!
なにかの道を究めようとするあらゆる人にあてはまるんじゃない?
私が今目指している絵本作家だって、めちゃ報われなさそう・・・。

青空がごほうび、なのだなあああ。(ToT)
それでも、やっていけるかな?
いけそうかな?ムリかな?どうだかな・・・?

季節ひとつ分のブランクの後。
ふたたび「不条理な」絵本づくりに取り組もうとしているのでした。





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Last updated  2011.02.06 10:25:54
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