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ニーハオ中国

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2006/12/13
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カテゴリ:中国発見・気づき
今日、中国人のWさんが、
中国の昔話を教えてくれた。

「むかーしむかし、あるところに・・・」

という始まりは、日本と同じ。

ある人が傷ついた狼を発見し、
かわいそうに思って、家に連れて帰って、
暖かい部屋で、傷の看病をしてあげた。

「そして回復した狼は・・・」

ここからが、違った。

元気になった狼は、助けてくれた主人を
食い殺してしまったのだ。

「えー、それでお話はおしまいなの!?」

と、びっくりするつばめ。
日本人的には、何とも後味が悪い。
日本だったら、「鶴の恩返し」が普通でしょう?

「じゃあ一体、このお話が示す教訓って、何なの?」

と問い詰めるつばめ。
Wさん曰く、

「狼はあくまで狼だ、だからいくらかわいそうに見えても、
 情けをかけて助けてやったりしてはいけないってことだよ。」

・・・そうなんだ。
つまり、悪人は何があってもあくまで悪人で変わらない、
だから、そういう人がどんなに困っているように見えても、
決して情けをかけるべきではない、
そんなことしたら、あとでひどい目にあうのは自分だ、
ということらしいのだ。

ええーっ。
中国の子供は、小さいときから
こんな教訓を叩き込まれて育っていくの?

思わず、

「私、中国で生き抜いていくには、
 幼稚園に戻ってやり直さないといけないですね」

って口から出てしまった。
そのぐらい、中国人と日本人には、
大きな感覚の違いがあるのだ。
日本人って、善人が報われるって、
なんだか素直に信じてるところがある気がするんだけど・・・。

もちろん、中国もこんな民話ばかりではないらしいけど、
日本にはない感性だと思う。

それとも私が知らないだけかな。
「情けをかけるとひどい目にあうぞ」という教訓を含んだ
日本の昔話って、あるのだろうか。
あったらぜひ、知りたいものだ。





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Last updated  2006/12/14 01:44:33 AM
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