カテゴリ:中国発見・気づき
河北省の田舎から車を走らすこと3時間、
6日の昼過ぎ、北京の家に戻ってきた。 ところがお昼ご飯の取り皿を取ろうと、 台所でしゃがんで物を取り、 立ち上がろうとしたお義父さん、 急に立ちくらみのように、再びしゃがみこんでしまいました。 すぐベッドに横になって、 脈を測ると異様に早い。 心臓が普通の3倍の速さで脈打っているらしい。 ちょっと落ち着いたところで、 妹夫婦がお義父さんを病院まで連れて行きました。 結果は。。。 もともと心臓が悪く、数年前に一度手術したことがあったお父さん、 どうやら再発症した模様。 GWが明けるのを待って、再び手術をすることになった。 その日から夫、あちこちに電話をかけまくる。 聞けば知り合いを通じて、病院のコネを探しているという。 「中国ではコネがないと、手術もできないの?」 と聞くと、そんなことはないけど、 コネがあるのとないのとでは、手術の際の真剣度が 違うらしい。 コネがなければ、まだ手術経験の浅い医者などに 練習の実験台もどきにさせられることもあるとか。 「じゃあ、コネがない人はどうすればいいの?」 というと、コネがない人は、お金を積むという方法もあるらしい。 手術費ではなく、つまりは賄賂のことだ。 コネがあっても賄賂は必須らしいけど。。。 でも、コネもお金もない人は、かわいそうだね。 中国の病院は、今にも死にそうな病人でも お金を積まないと治療せずにあっさり見捨てる いさぎよさだ。 こういうとき、中国で貧乏って酷だと思う。 どの国でも多かれ少なかれそうだろうけど、 特に中国ではコネとお金って、本当に大切だ。 それはともかく、 お父さんの手術がうまくいきますように。 何もできないつばめは、そう祈るのみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/13 01:27:16 PM
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