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ニーハオ中国

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2011/11/06
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カテゴリ:中国生活

日本の食事作法は、
お碗は持って食べる、ひじをつかない、
箸で食べ物を突き刺さない、
など、いろいろありますが、
そういう日本ではマナー違反になることでも、
中国では何も言われません。

でも逆に、日本にはない食事マナーが
中国にはあったりします。

宴席では、一人でお酒の入ったコップに
口をつけるのがマナー違反だったり、
自分が食べる前に、お客さんに円卓の料理をすすめたり、
取り分けてあげたりするのが礼儀だったりしますが、
プライベートや家庭では自由に食べたり飲んだり
できるものだと思っていたつばめ。

でも、家庭内にも家庭内のルールがあるようだと
いうことが、最近やっと分かってきました。

まずは、「食事は、稼ぎ頭が帰ってくるまで待つ」。

これは日本でも伝統的には一家の大黒柱が
帰ってくるまで食事をしないというのがあると思いますが、
中国の食事は、炒め物がメインなので、
冷めてしまうと味が落ちるというのと、
日本のように一人分ずつ皿に分けるのではなく、
すべての料理が大皿なので、
家にいる者が先に食べると、
後で帰ってきた一家の主が
他の家族が食べ残した物を食べることになります。
それで義母は、夫の帰宅時間に合わせて
食事の支度をしているようです。
義父母宅にとっては一家の主である義父が
どんなにおなかをすかせても無視で、
息子の帰りを待つのはちょっと?なのですが、
義母にしてみると、
「働いて帰ってくる人を待つのは当然
(義父は既に定年退職しています)」
ということなのかもしれません。

そして、さあ食事となった時。
待ってましたとばかりに、
さっさと行って食べようとするのは、
ちょっとはしたない行為のようです。
今、うちに義母の妹が泊まりにきているのですが、
食事ができても、そそくさと食べに行くことはまずありません。
ほんとはおなかがペコペコでも、口では
「私まだおなか空いてないし・・・」とか言ったりして、
誰かが行ってから、じゃあ、という感じで
遠慮がちに食卓につきます。
そして、義母に、「よそってあげましょうか」
と聞きます。義母が自分で自分のをよそうと、
遠慮して少ししかつがないからです。
義父は食べたいだけよそって食べてますが、
女性は男性の後から、他のみんなが足りるかどうか
考えながら自分の食べる量を調節しているようです。

そして、最初から最後まで、ゆっくり食事をするのは
義父のみで、義母や義母の妹さんは、
さっと食べて、さっさと食卓を離れます。
春節に親戚の家に行った時も
男性陣は最初に席に着き、
テーブルを囲んで食事をしながら
長々と話し込んでいたのに対して、
女性はパパッと食べて、次の人に席を譲るという感じで、
長々と席を占領している人はいませんでした。
主人でもないのに、ずっと食卓に居座り続けるのは、
きっととても図々しいことなのでしょう。

つばめはみんなが「先に食べなさい」というので、
素直に先に座って自分のペースで食べていたのですが、
これがマナー違反になっていることに
あまり気が付いていませんでした。
義父母宅や田舎の親戚の家では、
特に女性は、食事は「あとで」「ササッと」
が暗黙のルールなのです。
先に食べ始めたのなら、サッサと食べて
席を立つべきなのです。
つばめが外国人だから、義父母も親戚も
何も言わなかったのでしょう。

本当に好きなように食事していいのは、
夫婦&子供のときだけですね。
でも夫が上記のような家庭環境で育っていることは
忘れてはいけないと思います。






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Last updated  2011/11/07 02:02:59 AM
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