カテゴリ:バイリンガル教育
今回の「継承語」のネーミングをめぐる
一連のやりとりのなかで 中島和子先生のお名前を拝見し、 雲の上の方だと思っていたのが、 3月に大阪で行われた二つの科研の合同研究発表会で 実際にお姿を拝見できることになるなんて、 思いもしなかったことです。 カナダにいらっしゃるバイリンガル教育の権威、 会えるはずもない先生だと思っていたのに、 なぜだか、あれよあれよという間に お会いするチャンスが巡ってきたのです。 そして、これまた、お会いすることはないだろうと 思っていた、「継承語」に代わるネーミングを募集された プリンストン大学の先生にも、それから 2週間と空けずにお会いすることになったのです。 なんて奇遇なことでしょう。 大阪でバイリンガル教育の2つの科研の合同研究発表会に 参加した後、北京に戻って2週間後の日曜日、 子供をスイミングに連れて行き、練習を見ながら ふと北京日本語教師会のチャットを開いたところ、 その日の午後に言語文化教育研究学会の特別企画があるという リマインド通知が目に飛び込んできたのです。 しかも、その企画の中で、例のプリンストン大学の先生が アメリカから北京にいらして話題提供されるというのです。 実は前日からその日の午前にかけて開催された 「日本語教育学の理論と実践をつなぐ」国際シンポジウムのことは だいぶん前に知っていたのですが、 先の予定がまだ分からないと思って申し込みをしないでいたら、 申し込み期限が過ぎてしまったのでした。 ところがその日のチャット案内では、そのシンポジウムの後の 特別企画には飛び入り参加可能となっていました。 すぐに夫に連絡を取り、 午後、子供たちを見てもらえるか頼んだところ、 OKをもらったので、 子供のスイミングが終わってすぐに 夫に子供たちを託し、午後の特別企画に出かけたのでした。 特別企画のテーマは「実践研究は何を目指すか」。 実践研究の専門的なことなど何も分からず (特別企画の内容すら詳しく読む時間がなかった苦笑)、 しかも午前のシンポジウムに出ずに 午後から突然飛び入り参加したつばめには 話の流れがあんまりつかめませんでしたが、 メーリングリストでお名前を拝見しただけだった プリンストン大学の先生と休憩時間に直にお話することができ、 「念ずれば叶う」ではないですが、 物事って何かのきっかけで、引き寄せられるようにして 会うべくもないと思っていた人にお会いできたり、 お話しできたり、ということが起こるものなのだな、 としみじみしてしまいました。 不可能と可能は、ほんとに隣り合わせで、 何かの拍子にくるっとひっくり返れば、 簡単に可能になったりするのですね。 私はそう強く何かを念じていたわけでもないのですが、 「継承語」に代わるネーミングを考えることに夢中になり、 夜な夜な徹夜して自分の意見をまとめて書き連ね、 ついにはメーリングリストに投稿までしてしまった その行動が、このような現実を呼び寄せたことに 自分でも少しびっくりしました。 自分の気持ちに素直に、 夢中になるほど熱中して行動すること、 それが不可能と思い込んでいることを 可能にするきっかけを引き寄せるのだということに、 改めてしみじみと感じたつばめなのでした。 おわり。 ↓中国の超名門校、人民大学付属中学。 2013年に打ち上げられた中国宇宙ステーション実験1号機 「神州10号」に乗り組んだ宇宙飛行士が 人大附中に集まった生徒とビデオ通話を通じて交流し、 宇宙授業を行ったことがつばめの頭に印象深く残っています。 ここの卒業生の多くが北京大学、精華大学に 進学するそうで、高校からこの学校に留学して、 北大、精華を目指す外国人学生も多く在籍するそうです。 中学・高校合わせた学生数は6,000人に達するとか! まるで大学並みですね。 IMG_2928 posted by (C)つばめ ↓国際文化祭。この学校には色々な国籍を持つ学生が 在籍しており、それぞれの国の食べ物や文化などを紹介。 日中ハーフのお子さんも何人か通っていて、 イベントを盛り上げていました。 IMG_2932 posted by (C)つばめ ↓広々とした運動場。 IMG_2939 posted by (C)つばめ ↓校内はまるでキャンパスのよう。 IMG_2940 posted by (C)つばめ IMG_2938 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/05/31 01:11:57 AM
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