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ニーハオ中国

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2019/05/04
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ブルーの低空飛行をきっかけに、
こうしてよく考えてみると、私はやっぱり、

「もっとよい日本語教師になりたい」

という思いが一番強いかもしれません。
そのためには、最新の研究にも触れる必要があるし、
文法研究のほかに、教え方の研究や、
自分の日本語教師としてのパフォーマンスを磨くこと、
受講生の心を知る心理学的な勉強なども
必要なのだろうな、と感じています。
(自分が外国語を学習する立場になるのも効果的なんでしょうね。)

日本語教師も高学歴化が進んでおり、
北京の日本語教師は博士号を取った方が多く教鞭を取られています。
また、受講生のほうも高学歴化が進んでおり、
中国では多くの大学生が大学院まで進むのが一般化しつつあるなか、
学部卒のつばめが分かったふりして
えらそうに教えるのにも限界がある、とも感じています。
研究への興味ということを除いても、
つばめはもっと勉強していかなければならない
必要に迫られています。
そうしないと、時代に取り残され、
日本語教師として仕事にあぶれる日も遠くないでしょう。

毎年毎年、新たに資格を取った
ピチピチの日本語教師がこの世界にデビューする中、
現役で日本語教師をやっていくには、
自分も常に進化し続けていかなければいけないな、
と感じています。

「~のできる日本語教師」のようにより特化する、
日本語教師の少ない場所や分野を目指す、など。

オールマイティにできることも大切ですが、
色々とできないことがあっても、
何か一つ得意な分野を持っていれば、
逆に他の日本語教師や研究者の方と連携して
より建設的なことも考えやすいかな、と思ったり。

私は話すことよりも、書くことが好きだという気持ちがあるので、
日本語ライティングを専門とする教師を目指そうかな、
という気持ちを持っています。
(同時に、スピーカーとしての技術も
 人前でものを教える教師であるかぎり、
 磨いていかないといけないとは思いますが。)

私は初級と中上級なら、初級を教えるほうが好きだという気持ちがあり、
また初級こそ日本語教師としての腕の見せどころ、
という気持ちも持っていますが、
初級を教えられる教師は毎年毎年、
大学の主・副専攻や養成講座からデビューしますし、
つばめのこれまでの雑多な経験を生かしやすいという点や、
ビジネス分野の日本語教育は初級に比べて
まだまだ研究の余地がありそうだという点からも、
ビジネス分野の日本語教師という方向に目を向けています。

まぁ、ビジネス分野といえば、一流企業で数十年もの
長いビジネス経験をお持ちの方も
日本語教師として活躍していらっしゃいますが、
社会人経験と日本語教師としての知識・経験を
全て兼ね備えた先生というのはそう多くないと思いますので、
ビジネス経験の長い先生方などと連携をとりながら、
ビジネス分野の日本語教師としてやっていけたらいいな、
と心に思い描いています。

私は長いビジネス経験があるともいえず、
日本語教師として飛び抜けて優れているとも思いません。
(スターみたいな先生っているんですよね。。。)
むしろ、自分が教えるよりも、コーディネーター的な役割のほうが
自分には向いているのかも、という気もしています。
(てんびん座だし!関係ないか笑)

そんなあれこれを思いながらも、
ひとまずは目の前の仕事に精一杯取り組まなくてはいけませんね。
「精一杯取り組む」ということがとても大切だということを
最近とみに感じます。

現在のつばめは、自分で書いた日本語トレーニングの企画書を
人材紹介会社を通じて日系企業に売り込み、結果を待っている状態です。
却下されたら仕事はなく、OKが出たら仕事がもらえるのです。

企画書にOKが出たとしても、
自分で企画したトレーニングは
本当に企業さんのニーズにマッチしているのか、
本当に企画書に書いたような効果が出て満足していただけるか、
そういうプレッシャーにさいなまれるのは
フリーの日本語教師の宿命でしょうか。

なんだか研究者として真を突き詰める態度とは
真逆にもみえる商業的世界に身を置きつつ、
授業準備にも取り掛からず、悩みに身を任せているつばめです。

ライラック1
ライラック1 posted by (C)つばめ

デージー1
デージー1 posted by (C)つばめ





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Last updated  2021/03/08 10:04:39 AM
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Re:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   いっちゃん さん
志ってこういうものなんですね。
もっと良い~に、自分だったら何が続くかな...。考えてみます。 (2019/05/06 07:52:05 PM)

Re:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   つばめ@北京 さん
いやいや、志っていうようないいもんでもないです。追い詰められた開き直り!?あきらめ!?「自分はなぜ研究するのか」という問いを低空飛行で半年以上考え続けて、出た答えが結局これです(苦笑)。
自分はまだまだだなって思うんですけど、だからこそ、ひとつひとつの仕事に真剣に、持てる限りの力を尽くすことが必要なんだろうな、と思います。期待されたものより、もう一歩踏み込んだものを提供するという姿勢。そういいながら、毎日何も進んでないんですけどね!
もっと良い~、に入る言葉は、人それぞれ違うんでしょうね。私はもっとよい日本語教師以外にも、もっと良い妻に、もっとよい母になりたいと思っていますが、全然実現できていません。~には、自分ができていないことが入るのか!?笑笑笑
ちなみに、「~のできる日本語教師」の~には、「受講生の心をつかむ日本語教師」「笑いがとれる日本語教師」「最先端の研究成果を教育に還元できる日本語教師」「プレゼンテーションができる日本語教師」「研修をコーディネイトできる日本語教師」「E-Learningに詳しい日本語教師」「IT機器を使いこなす日本語教師」などが思い浮かびます。これまた、自分ができていないことばかり笑笑笑 (2019/05/07 10:54:15 AM)

Re:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   めぐりんこ さん
初志貫徹ですね、
好きなことを極めることが仕事に繋がればお給料ももらえて一石二鳥?(^^)
実現の可能性はとりあえず横に置いて、結果がどうあれ、目標を持って精一杯取り組めばいいや、とわたしも日々悩みながら、後ろ向きになりそうなときは自分に言い聞かせています、
気持ちは前向きに。
失敗しても成長のキッカケと考えて。
行動しないと、良い変化も生まれない。
お互い、頑張りすぎず毎日を楽しく?過ごせるように。
つばめさんのブログにはいつも刺激をもらっています!またね^_^

(2019/05/09 06:06:43 PM)

Re:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   はづき さん
目指すものがはっきりしてよかったですね^_^
イメージしている日本語教師になれますよう応援しています!
私も頑張ろ^_^
目指すはスーパー会社員かな?笑 (2019/05/09 08:18:13 PM)

Re[1]:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   つばめ@北京 さん
〉めぐりんこさんへ

初志貫徹、というか。。。
私の中には、研究者というものへの憧れがかなり強くあったので、「もっとよい日本語教師になるために研究をする」という目標を設定したことは、研究を職業とすることをあきらめたという意味合いもあり、自分の気持ちから見ても、能力から見ても、状況から見ても、これが当たり前だと思うのですが、なぜか涙がこぼれそうな気持ちです。
みんな日々、悩みながら、目標を持って精一杯取り組めばいいや、と自分に言い聞かせながらがんばっているのですね。気持ちは前向きに。失敗しても成長のキッカケと考えて。行動しないと、良い結果も生まれない。本当にそうですね。私はだいたい性格が極端で、はまりすぎて後先考えずに徹夜して、っていうパターンが多いので、頑張りすぎずにほどほどに頑張りたいな、と思っています(笑)。

お互いに楽しい毎日を過ごせますように・・・!
いつもブログ読んでくれてありがとう♪ (2019/05/13 01:56:26 AM)

Re[1]:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   つばめ@北京 さん
>はづきさんへ
はい、まぁ、目指すものがはっきりしたのは良かったといえば、良かったですね。目指す姿の具体的イメージを持てたおかげで、低空飛行の悩みからは抜け出せました。イメージしている理想の日本語教師に少しでも近づいていけるように頑張ります。はずは目指すはスーパー会社員!?ひとりひとり持っているものは違うと思うけど、それぞれの目標や理想の姿に向かって頑張っている人は、みんな輝いてるな、って私は思います。 (2019/05/13 02:02:44 AM)

Re:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   はとぽっぽ さん
北京の大学で日本語を教えられてはどうでしょう?私も中国の大学で日本語を教えていますが、大学の先生になると学会へのお誘いや、日本を含む外部の先生を招いての講座、研究雑誌への投稿などの機会が増えますし、何より同僚の先生方は皆研究者なわけですから、一人で研究するより得られるものは大きいと思います。中国人の場合は博士課程を出てないと大学の先生にはなれませんが、日本人を含む外国人の場合は学部卒でも日本語教師として五年以上の経験があれば、採用される可能性もあります。勤務時間帯や長期休暇を考えても、子育てと両立しやすい仕事だと思います。
また、せっかく北京にいらっしゃるなら、大学院留学を考えられても良いのでは?と思います。大学院の修士課程、日本では入るのが難しいですが、中国なら外国人は学部卒以上の学歴で、一定以上の中国語ができれば入学を認められる可能性があります。私は修士課程まで日本で出ていますが、中国で博士課程に進まないかと誘われたこともありましたし、友人は大学の先生と子育てを両立しながら、同じ大学の博士課程で学んでいます。先々、契約社員ではなく正職の教師として大学で働きたい場合は、やはり大学院を出ていないと難しいと思います。
ご参考になりましたら… (2019/05/14 12:55:03 PM)

Re[1]:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   つばめ@北京 さん
〉はとぽっぽさんへ
色々とアドバイス、ありがとうございます。北京でも日本語教師は不足しているようで、大学で教える別の知り合いにも、つばめ、大学の教員はどう?授業時間も午前中に集中するとか、週3日ぐらいにまとめるとかも可能だし、夏休み冬休み等もあって、子育てと両立しやすい、さらに、北京に家があれば住宅手当が支給されるのでかなりお得よ!などと薦められました。また研究という意味でも、大学で教えるほうが、他の先生方との交流や学会、講演会の情報なども得やすく、よいのでしょうね。しかしやっぱり、私は大学よりは多少ビジネス寄りのところで仕事がしたいと考えているのです。また、大学院に入る、ということを下の子が幼稚園に入った時に考えたこともあったのですが、やはり踏ん切りがつかず、北京の日系企業に就職しました。要するに、研究をしていく、ということを本業にするほどの強い思いがないということです。そのようなわけで、「もっと良い日本語教師になりたい」という思いが自分の中で一番強い、ということを再確認し、研究は本業ではなく、そのための手段と位置づけ、本業としては、特にビジネス分野にかかわる日本語教師として活躍できるようになりたい、と心に思い描いています。実際はまだまだ実力が足りないことばかりですが、少しずつ自分の思いに近いほうに向かっていけたら、と思っています。いつも色々なことを教えてくださり、ありがとうございます。 (2019/05/15 06:10:37 PM)

Re:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   いりち さん
何年ぶりでしょうか。何と再発見できました〜
先生は相変わらずずっと努力し続けてますね!
僕も頑張らなくちゃ。 (2019/10/23 10:00:36 PM)

Re[1]:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   つばめ@北京 さん
いりちさんへ
本当にお久しぶりですね!今日本ですか?
きっと立派な大人に成長されているのでしょうね。
こちらは立派なおばちゃんになってますが、相変わらず「人生って・・・」なんて青くさい悩みを抱えてます笑笑
いりちさんたちに教えていた頃は日本語教師1年生で、毎日夜中まで準備しても授業がうまくいくか不安で、授業の前には震えてしまうほど緊張していました。でもみんな一生懸命でとても楽しかったですね。
いりちさんはちょっと遅れてクラスに入ってきて、中国で勉強した日本語で一生懸命話してくれたのを覚えています。それがその後、あんなに日本語ペラペラになるなんてね!懐かしいなぁ。。。あれからもう十数年も経ったなんて、時が経つのは本当に早いですね。 (2019/10/28 04:24:36 PM)

Re[10]:もっと良い日本語教師になりたい(05/04)   いりち さん
つばめ@北京さんへ
本当にあっという間ですね。
来週あたり久々田村先生に会いに行こうと思ってます。写真撮ったら送りますね。
僕のwechat:yiliqiyiliqi
追加してください〜 (2019/11/22 12:03:21 AM)

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