ニーハオ中国

1月24日より1週間の旧正月休みに入った夫、
1月末には仕事始めのはずでしたが、
新型コロナウイルス感染症の蔓延で
自宅待機となってすでに1か月半。

その夫も今週より出勤することになりました。
・・・といっても、交代制で出勤するため、
1週間に2回出勤するだけです。
初日、出勤している人数は少なく、仕事も少ないようで、
通常より1時間早く退勤してよいことになっています。

また、社員食堂での食事の提供はネット予約制となっており、
予約すると番号が発行され、〇番～〇番までは〇時、
△番～△番までは〇時半、のように
時差出勤のようにランチタイムをずらしたうえで、
1人1テーブルで食事をするようになっているのだとか。

勤務を終え、通常より早い時間に帰途についたにもかかわらず、
車の量が明らかに増えていて、帰りは少し渋滞していたそう。

つばめも昨日、1か月半ぶりにスーパーに行きました。
閉ざされた空間は感染の危険性が高いと聞き、
日本から中国に戻って以来、一度もスーパーに行っていませんでしたが、
トイレットペーパーが切れたため、やむを得ずスーパーへ。
お客はそこそこ入っていて、レジも少し並びました（距離をあけて笑）。
スーパーも、コンビニも、パン屋も、野菜市場も、
建物に入る前に必ず入口で検温があります。

野菜市場は、春節後に一度だけ行ったときは
半分ぐらいのお店が閉まっていて、
客もまばらでしたが、昨日寄ってみたら
かなり活気が戻ってきていました。
野菜市場は地下スーパーよりは多少換気はましかと思いますが、
どうしても必要なものだけを駆け足で買って、
急いで家に戻りました。

一時期、死んだように静まり返っていた町も、
食料品や生活用品を扱うお店を中心に活気が戻りつつありますが、
カフェやウェディング撮影専門店などの入口は
かたく閉ざされたまま。
終息するまでなんとか持ちこたえるのか、
そのまま店を畳んでしまうのかわかりませんが、
たとえ持ちこたえたとしても、
以前の状態に戻るまでにはまだ時間がかかりそうです。

↓カフェ。かたく鍵がかかっています。

カフェ posted by (C)つばめ

↓ウエディング撮影専門店。

ウエディング撮影専門店 posted by (C)つばめ

今日は日本の実家の母から電話がかかってきて、

「北京はもうすぐ学校も始まるの？」

と聞かれましたが、すでに段階的に学校をスタートさせた省は
新規感染者がゼロになった日から数えて
最低数週間以上ゼロをキープしているところばかりのようです。
北京はまだ新規感染者がゼロにすらなっていませんので、
学校開始は、どんなに早くても1か月以上、
あるいはもっとかかるのではないかと
つばめは勝手に思っています。

中国の新規感染者は持続的に減少しているようで、
感染状況は確かに「ピークを越えた」とはいえるかもしれませんが、
考えようによっては、やっと山を越えたというだけで、
まだ下り道が上り道と同じぐらいの期間がかかるのだとしたら、
感染者が完全にゼロになるまでには、
まだ長い道のりがかかるはずです。

2か月間も美容院に行っていないつばめ、
髪が伸び放題でうっとうしいですが、
まだ美容院という閉鎖空間に行く勇気が持てないでいます。

まぁ、新規感染者も、濃厚接触者も
ほぼ把握・隔離されているようですので、
そこまで心配しなくてもいいのかもしれませんが、
万一感染したら子供たちや家族全員が巻き添えだから、と思って、
不要不急の用事は我慢している状態です。

前髪だけ自分で切ってしのいでいますが、
早く安心して髪を切りに行ける日が来てほしいものです。


↓イチゴサンド。
　普段、果物はリンゴやみかんなどをネットで箱買いしたのを
　食べていますが、昨日市場に行ったので、イチゴを購入。
　イチゴサンドにして食べました。美味しかったです。

イチゴサンド posted by (C)つばめ

↓桃の花も開花。人間界で何が起こっていようとも、
　自然は淡々と移ろいゆきます。

桃の花 posted by (C)つばめ