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今日は、14時からアドラー心理学修得コース第4章「人生とどう向き合うか」です。 参加したい人は、今からでもOKです。ご連絡ください。090-2855-4567本郷ひろなか
人は、不適切な価値感を持っていると、生きていく上で苦しみます。
適切な価値観を持っていると、幸せに生きることが出来ます。
適切というのは、絶対的な真理のことではありません。適切とは、現在の時点における、最善のものという意味です。
不完全さを受け入れる必要があります。人は、絶対的な心理など知りえるのでしょうか?
アドラー心理学は、絶対的な心理を求めません。思想の上に、理論と実践を乗せたもので、理論は、実際に役に立つときのみ意味があると思っています。
「絶対的な真理は不可知である。そのことを自覚することからのみ、相互の寛容にもとづく民主主義が成立しうるのである。(ハンス・ケルゼン)」
「アドラーが目ざしたのは、人間の本性を、科学的というよりは人間的に理解することであり、人間を援助するうえで必要な、具体的で、実践的な知を集積することであった。(E.スレイター)」
アドラー心理学の目的は人の人生が幸福になるように援助することです。自分の人生がより幸福になるように鍛錬することです。
人間がなぜそうなったか?を知ることが目的ではありません。
問題があるとすれば、「どうすれば解決できるか?」にだけ興味があるのです。
解決に向かうものであれば、何でもありの柔軟性がアドラー心理学の持ち味です。
そして、人は、自分の人生を生きていくための設計図「ライフスタイル」を持っています。ライフスタイルに沿って、あらゆることを受け取り、解釈し、反応して行動しています。
「すべての人は、自分自身について、および人生の諸問題についての意見、あるいは、自分でも理解していないし説明もうまくできないが、自分がしっかりと守っている運動の法則を持って生きている。これがライフスタイルである。」アドラー
ライフスタイルには、静的(認知心理学的)定義と、動的(力動心理学的)定義があります。
私たちがライフスタイルを確認するとき、まず静的定義で確認して、その後に動的定義に移ります。
ただ、力動心理学と言っても私たちは精神内部に力動があるとは思っていません。精神内部には葛藤は存在しません。
他者とのかかわりの中で、つまり人生を生きていく上で、様々な葛藤が生じて、力動が起こると思っているのです。
だから、具体的にその人が人生の中でどんな動きをするかを法則化します。
それが、その人のライフスタイルです。
「ライフスタイルを形としてみるためには、いったんその運動を凍結させる必要があるが、ライフスタイルというものが本来は運動なのだということをいつでも心にとめておかなければならない。」アドラー
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最終更新日
2014年10月29日 10時57分20秒
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