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カテゴリ:時事
今日菅首相続投が決まった。
菅首相、意外にも結構な差で小沢氏に勝った。 けど、どちらかといえば、小沢か反小沢の投票だったようだ。菅を積極的に支持するというわけでもない。ということは、菅は強気で行くかもしれないが、国会運営はますます大変になっていくということなのだろう。 ただでさえ、ねじれ国会だ。そして、もともと菅は自民党と裏で取引できるような人ではないという評判。となると、官僚に頼る以外にない、という構図のようで、それじゃ、自民党と何が違うの?ということになる。もっとも、自民党も死に体だが。。。 ということは、菅内閣の寿命って、やっぱり長くはないのね。。。景気刺激策の失敗とか、何かの拍子で辞めざるをえないとか。。。 すると、アメリカの反応は?ということになるが、菅首相もよく知っていないのに、コメントしようのないのが正直なところで、無難なところだと、継続性が大事、本音は一年で日本の首相が3人も変わっているというのはやめてくれ、というところだ。 けど、もっといえば、短命政権では、まともに戦略的な話はできないという不満が高まるだけのことだ。 日本の首相の場合、ある程度長期政権にならないと、首相は安全保障にまで頭をめぐらせる余裕がない。しかも、首相になる前から首相になるつもりで訓練とか経験を積んでいないと、安全保障は考えられない。 悲しいかな、それが日本の首相の現実だ。 なので、同盟の話もまともにできない。中国がこれから東シナ海でますます船を出没させるなどいやがらせを繰り返しても、日本は反応しないのか?中国をこれからどう扱っていくのか。北朝鮮はどうする?こうした疑問に答えていく必要がある。 今まで、冷戦や冷戦後もしばらくは安全保障について考えなくても、同盟を維持するというだけで、何とかなっていた。 けど、それじゃいい加減やっていけない状態が生まれている。 首相が自衛隊の司令官であるということを自覚していないところから、話を始めないといけないこの現実、いい加減情けなくなってくる。 少なくても、どこまで外交で日本とその国益を守り、どこまで軍事力を維持しておくのか、そういう決定は日本の政治体制だと、首相しかできない。 なので、長期政権を周りの国はみーんな思っているんだけど、日本だけが、分かっていない。(少なくても、行動に出ない。)うーん。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 15, 2010 03:44:17 PM
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