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コスモポリタン・ライフ

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2005.12.07
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夫のホテルは、

ドバイ・ホールディングといって、


簡単にいえば、

アメリカ系とかフランス系列のホテルではなく、

ドバイ政府が所有するホテルである。


なので、


当然、お金持ちのドバイなもんだから、

海外のホテルの買収劇もよく起こる。


最近では、

ニューヨークの「エセックス」ホテルが買収されたし、

モロッコに

ものすごいゴルフ・リゾートを建設中でもある。



今日は、

そんなグループ・ホテルの中で働いている


日本・アジア地区担当のN氏という人に会った。


彼は、1ヶ月前からオーストラリアのとあるホテルから

こちらのドバイのホテルにやって来たらしいが、


彼の任務は、


ドバイでの日本人マーケットを開拓すること、

らしい。


年齢は30前半?という感じで、

小柄ではあるが

知的な感じのする人だった。


彼は、ホテル・フェチで、

ホテルが好き、

この業界にとても入れ込んでいるらしい。



さて、


彼は、日本人マーケットを担当しているせいもあるが、


ホテルで求めている人材は、日本人的気遣いができる人、


である。



たとえば、こういうクレームがあったらしい。


「xxxは、どこですか?」と

日本人のお客が聞いたとき、

ホテルの日本人スタッフが

「あそこです」と

手で方向を指した。


これがなぜかクレームになったかというと、


そういうぶっきらぼうな案内は

日本人的気配り定義からはずれるらしい。


もちろん、対応の仕方がまずかっただけなのかも

知れないが、


これを、

普通に欧米的に解釈すると、何でもないことだ。



しかし、


これを日本人的気配りに修正すると、


「それは、あちらでございます~♪」と

わざわざカウンターから出て、

手を差し出しながら、

案内をしてさしあげなければならないらしい。



いや~、

わからなくもないですよ、この定義。


だって、

私もホテルで働いてましたからね。


ぶっちゃけ、

私はこれができなくて、ドロップアウトしたんですけどね。



でも、

日本人のお客さまは、

たとえば、海外のホテルで、

ガイコク人スタッフに接客されたら、

こういうクレームにはならない?んじゃないかと。


これは日本人スタッフに要求する

日本人的気配り。


それが顧客満足につながる、のだ。


よって、

彼は日本人的気配りのできる人を探しているらしい。


ガイコク人でもいなくはないが、

かなりの熟練が必要なのは
間違いない。



そして、


N氏自身の体験もお話になった。


オーストラリア人女性の話に及んだとき、


彼は、実感を込めて、


オーストラリア人女性はね~、
強いですよ~。


とおっしゃった。


いやいや、N氏よ、

スウェーデン人女性も・・・


そして、私はすかさず、


欧米の女性って「がさつ」?っていう言葉がぴったりじゃないですかぁ~


・・・と、ちょっと盛り上がった。


もちろん、

いろんな女性がいるとは思いますよ。


でも、

やはり「モテル日本人女性」という理由も

一理あるのかも・・・と。



N氏の言葉を借りるなら、


「ケアリング」。


人を思いやるやさしさ、とでも

いいましょうか。


人は人、自分は自分、と割り切るのは良いが、

日本人的曖昧さの中に、

相手を気使うスペースがあるとは、



欧米人の彼らには理解できないかもしれないな~。




















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Last updated  2005.12.07 22:28:15
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