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コスモポリタン・ライフ

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テーマ:海外生活(7772)
かねがね気になっていることがあります。



それは・・・



ドバイには



片付けられない人がいる、



ということです。




彼らの頭の中には、



「掃除係」とか


「メイド」といった人々のおかげで、



人を使うことに関しては



まったくの



確信犯。



「使用人」の文化を持っていない私たちは、



おこがましすぎて



使用人を使いたいとも思わないのですが、



彼らはまったく平気。





「全く平気」というのは、



そこに相手に対する配慮があるのか、




単に「縦のものを横にもしない」



怠けているだけのこと



とか、



そういうふうに見えてしまうんですよね。





実際、新聞では


メイドの悲劇や掃除人の哀話が載っているし。






で、注釈としては、



ドバイにいる人といっても、


時にはヨーロピアンであったり、


アラブ人であったりすることもあるので


一概にアラブ人だけとはいえないので、



「使用人の文化にハマってしまった人」



とでも言いましょうか。





私が毎日行くジムでも、



根気強く、


掃除をしてくださる人たちがいるので



あからさまに目撃する場面は少ないかと思うのですが、




それでも、



自分の使ったマットを片付けない、



スリッパは脱ぎ捨てたまま、



バスローブはゴミ箱にいれる、

(ゴミ箱と使用済みタオルの場所がわからない)


シャワー後のタオル、シャワーキャップは散乱、


更衣室の洗面台を数台、水着洗浄に使用し


びしょ濡れにしたまま去っていく・・・・




などなど、



さぞかし掃除係さんも


頭が痛かろう、と察するのですが、





掃除人がいるから


何をやってもいい、




ということでもないですよね。





また、



ジムにはいくつかテレビがあって、



いろいろなチャンネルが入っているのですが、



自分の見たいチャンネルがあるときは、



スタッフにいいます。




そこで、



みなさんは、どうやってお願いしますか?




スタッフがいる場所まで行って、



「すみません、これが見たいので変えてください」



って言いますか?






それとも、



マシーンに乗りながら、



大きく手を振り、



相手に自分のところまで来させ、



人差し指とあごで



指図する?






あるとき、


夫とホテルのビーチで食事をしてたときのこと。



ある一人の男性が、



スタッフのところに駆け寄り、



何かを聞いている。



遠くからかすかに聞こえる話し声は



スウェーデン語。



その人はスウェーデン人だった。



と、



すぐそのあと、



タイミングよく、好例あり。




向こうからスタッフを呼ぶ男、登場。



自分で駆け寄りはしない。



はい、



これはアラブ人ね。







今度は「イケア」での場面。



イケアのデリはセルフサービスですが、



トレーを片付けるコーナーの壁に、



「食べた後は、ご自分で片付けていただけるよう


ご協力お願いします」




と書いたメッセージがあり、



まあ、これは



私たちにとっては



暗黙の了解。





ところが、




ひどく散らかしたテーブルをそのままにして去っていき、



食事が終わっている(清算済み)にもかかわらず、



お代わり無料、と勘違いし、



頼んでもいない



コーヒーを飲み始める親子。


(これもアラブ人だった)





でも、いちおう、



名誉挽回のために言っておくと、



ちゃ~んと片付けコーナーまで



トレーを運んでいき



テーブルもきれいにして去っていった




モスリムさん一家もいましたけどね。






今度は、マクドナルドで。



マックでも



自分たちでトレーを戻す場合が普通かと思いますが、



私たちの行った市内のモールのマックでは、



トレーを戻す場所に、



ず~~~~~~~~~っと



立っているお兄ちゃんがいたので、




なんとなく気になった私は



そのお兄ちゃんを観察。




・・・・そしたら。



あ、





誰かが立ち上がった・・・・




トレーを片付けようと



お兄ちゃんのところまで持って来ようとした瞬間・・・





お兄ちゃん、出動!!




「これは僕の仕事ですから~


トレーを寄こしてください」




と、



言うわけじゃないんだけど、



当たり前のことをしてるお客から



トレーを奪った!






そうです。



「使用人」に同情してはいけません、



これは彼らの「仕事」なのです。



彼らの仕事を奪ってはいけません。





いや、でもね~


自分たちの食べ残しくらい


自分で片付けられるし、


縦のもを横にするくらい


アホでもできるじゃないの。




まあ、でも



そういう世界なのですよ。




これが


片付けられない人たちを生成しているのは事実のようで、



ひいては



ホテルなどで



顧客サービスとすり替わり、




痒いところを掻いてやる、



おせっかいな



「奴隷サービス」を期待させる温床



作っているのではないか、







ちょっと心配になるんだなぁ。












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Last updated  2006.01.30 21:05:34
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